今日から暦は二十四節気で処暑、その初候で七十二候で綿柎開となります。
処暑は「しょしょ」で、暑さが退くという意味だそうですが、いやいやどうして。今年は猛暑、酷暑を通り越し、未体験ゾーンに突入している感じ。
綿柎開は「わたのはなしべひらく」と読みますが、柎(はなしべ)とは萼(がく)のことで、綿は7月頃に花を咲かせた後、しだいに萼が膨らんで、今頃はじけて中からワタが出てくるのだそうです。
これも見たことが無い。いやはや、日本人として今まで何を見てきたんだか。季節の移り変わりを、五感でしっかり感じることができるのは、日本人としての特権みたいなところがありますので、今後はどこかでしっかり行使していきたいものです。
それにしても、昔教わったのは日本は温帯。確かに昭和の日本は温帯地域にあって、夏は暑くても夕立があって涼しくなる。平成の日本は、もう熱帯地域としか言いようが無い。ゲリラ豪雨が暴れて、その後はもっと蒸し暑くなる。
日本は、いや地球はどうなっていくんだか。