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2013年8月20日火曜日

軽井沢タリアセン

"The Book of Taliesyn"は、1968年にDeep Purpleが発表した2枚目のアルバム。邦題は「詩人タリエシンの世界」となっていましたが、当時は"Black Night"がヒットする前で、サイケ・ロック・バンドの一つで、日本ではまだ知らない人が多かった。

当然、アルバムタイトルにもなっているタリエシンなんて、なんじゃそりゃ? 状態だったし、そもそもタリエシンが何かなんてことは誰も気にもかけなかったというのが本当だと思います。

今でこそ、ネットで簡単にタリエシンを検索できる。すると、タリエシンとは6世紀のウェールズの吟遊詩人で、本来はTaliesinと書くということが、すぐに調べられる。便利な世の中になったものです。

またケルト神話からも、芸術に関する知恵者の妖精の名前がタイエシン(タリアセン)であり、taliesin あるいは taliessin と綴るようです。

そのな縁があってか、軽井沢塩沢湖を囲む一帯がタリアセンという名前で呼ばれる観光スポットになっていると知っては気になってしかたがない。

自然を感じやすいように、できるだけ湖の柵などは作らず、鴨や鯉がいるすぐ横の木陰でゴロっとなって昼寝ができるような環境です。湖では大人げなく、久しぶりにボート遊びなんていうのもいいでしょう。

奥に行くとイングリッシュ・ローズ・ガーデンがあり、たくさんの薔薇を見ることができます。8月だと二番花もだいたい終わってしまいますので、ちょっと寂しいところ。

ちいさな美術館が点在し、特にペイネ美術館では、たいへんなじみ深い愛らしい絵をたくさん見ることができます。

小さいお子さん連れには、ゴーカートとかパターゴルフなんていうお楽しみもあるようですから、けっこう一日楽しめる場所になっています。

餌を求めて大量の鯉が、口を開けて集まってくる様にびっくりしてみるのもいいものですね。