2015年7月10日金曜日

院長は用務員・再び

院長の仕事は、診療だけでなく、経営全般に関わります。病院なら指揮をするところまでですが、その実務もこなさないといけないのがクリニック。しかも、クリニック内の雑用をほとんども、院長の仕事です。

つい1ヶ月くらい前に、院長は学校の用務員のおじさんみたいなものと書いたのですが、今回、新たなミッションがありまして、これがなかなか大変でした。

実は、受付の床がけっこう前から痛んでいました。事務所みたいなところでは、床はたいていリノリウムという床剤がコンクリートり上に張ってあります。受付とレントゲン室、そしてスタッフ室ついては、この床面のままなんですが、受付の床だけ剥がれていたんです。

これは、受付嬢がキャスター付きの椅子を使っているからで、動いているうちにリノリウムがコンクリート面から浮き上がってしまい、亀裂がはいったりしているうちにぼこぼこになったというわけです。

こればかりは、せまい範囲で動く関係でいたしかたがないところ。1年くらい前から、浮き上がってきた時に、接着剤を亀裂の隙間に入れて補修したりしていました。しだいに隙間が広がり穴となり、その穴もけっこうな大きさになってきた。

厚めで丈夫な壁紙をひいてみましたが、所詮紙ですから一時しのぎにしかなりません。1ヶ月くらいで破れ始め、やはりこれじゃもつわけがありません。

そこで、ホームセンターで床剤を買ってきました。一枚が一畳分くらいの大きさのものを4枚。狭いようで意外にひろいもんです。実質、3畳くらいはあるんです。

できあがりはこんな感じ。無味乾燥なスペースがフローリングしたみたいな感じになって、土足で歩くのはちよっとはばかるような・・・スリッパのほうが似合うかもしれません。

遠目で見ると、大変美しい仕上がり・・・のように見えますが、よぉ~く見ると、さすがに素人の施工ですから、端はぎざぎざですし下のリノリウムが見えていたり、ところどこは少し浮いてぷかぷかしています。受付台の下、見えないところはかなりいい加減。

床剤の大きさがきっちりとしていなくて、微妙にずれているのが一番大きな要因なんですが、それでもこれだけの仕事をするのに数時間、床に這いつくばって汗だくでした。

とりあえず、しばらくはこれで何とかもつのではと期待したいものです。用務員さんは、何かと忙しいので・・・