お笑いコンビ、ピースの又吉直樹さんの「火花」が芥川賞を受賞しました。
何にしても、素晴らしい事で、これからのさらなる活躍を祈って、お祝いを申し上げる次第です。・・・が、しかし、大変申し訳ないのですが、受賞作は読んでいません。
読んでもいないのに、批評はできませんから、本当はこのエントリーはこれでおしまい・・・なんですが、それじゃあまりにも短い。う~ん、困った。
選考委員の方々は、今回もいろいろ選考するのは大変だっただろうと思いますが、特にこの「火花」については、なかなか扱い方が難しかったかもしれません。
受賞とすれば、中には話題性だけで選んだという批判にさらされるかもしれません。逆に、落選にすると、お笑い芸人が書いたものだから落としたという批判が出で、どっちにしても純文学というジャンルとしては、選考するのに悩み深い作品だったのではないでしょうか。
実際、受賞が決定してみると、新聞各紙でも好意的な論調が多く、選考委員の方々の苦労は報われたように思います。
・・・とにかく、読んでみようかな。じっくり小説を読むというのは、クリニックを開業してからはほとんど記憶に無い。そういう時間が無いと言ってしまえばそれまでですから、そういう時間を作る事も大事なような気がします。