もう、お馴染みですが、クリニックの近所にある蕎麦の名店「おおつか」の紹介は4回目です。
職人気質のご主人ですから、メニューはもともと多くはありません。メインとなるのは、
鴨せいろ、
天ぷらせいろ、そして今回紹介する穴子せいろの三つです。
もちろん
温かい汁蕎麦もありますが、 何しろとにかく手打ちの蕎麦が美味しいので、できるだけせいろで食べたいものです。
さて、今回は穴子です。予想通り、穴子の天ぷらが中心・・・なんですが、一番後ろにあって、野菜の天ぷらが前に並んでいるのでわかりづらい。
長い穴子ですから、お皿の端からは端まである。前に来ると、他が隠れて彩的にいまいちになると考えたのでしょうが、メインの穴子が隠れてしまったのはやや残念。
もちろん、味はまったく問題なく、穴子はちょっと甘みを感じるなかなかの天ぷらでした。一緒にある野菜天ぷらは、牛蒡、ヤングコーン、椎茸、筍、大葉、南瓜、茄子です。
筍は旬の素材で、地場産の朝採りものをすぐに茹でているものだそうです。採れたてであく抜きをする必要が無いので、えぐみの無く美味しい素材です。
それにしても、蕎麦は本当に美味しい。ちょっと濃い目の汁なので、箸ですくった下の方に、少しだけつけて口の中に入れるのがいい。蕎麦の味をしっかりと味わうことができます。
とにかく、蕎麦好き、蕎麦通なら、これを食べずに語ることなかれ・・・的な!! お店なのです。