端午の午は、干支でいう午、つまり馬のこと。
時刻では午前11時から午後1時までの間が午なので、午前12時、あるいは午後0時がちょうど真ん中で「正午」と言うし、午前、午後というのもそれより前か後ろということ。
旧暦では、十二支と十干からなる干支という、60で一巡する組み合わせが年や日にあてられていました。ですから、一日ごとにも十二支の呼び名がふられています。
月では、旧暦の5月が午だそうで、午の月の端っこということで端午。ですから、本来は5月の最初の午の日にこどもの健やかな成長を願う行事を行うということになる。
午と五で語呂がいいということで、毎年の午の月の5日を端午の節句とすることが定着したらしい・・・というわけで、こどもの日と呼ぶようになったのは、1948年に祝日に決められてから。
祝日が続いて嬉しいだけでなく、何で休めるのか、そもそも何を祝う日なのか、多少は知っておくことは無駄なことではありませんね。