2018年2月27日火曜日

平昌冬季オリンピック


冬季オリンピックが終了しました(もちろん、パラリンピックはこれからですが)。

始まる前は、開催国の韓国が北朝鮮と急接近する姿勢が何かと問題にされ、またロシアの集団的ドーピングの件もあり政治色の強いオリンピックと心配されました。

実際、始まってみると、選手たちの一人一人の頑張りは、そういう余計な危惧を吹き飛ばしてくれたようで、十分に楽しませてくれました。

終わってみれば、日本は冬季五輪で過去最高のメダル数を獲得し大成功でした。もちろん、メダルを狙えるロシアの公式参加がないことは差し引いて考えないといけません。

今回は隣の韓国での開催だったので時間差がなく、極端な早起きや夜更かしをしなくて済んだのはよかったのですが、逆に日中の仕事中の競技が多くて、けっこうテレビ観戦には苦労しました。

特にフィギュアスケートは、アメリカが放送権を持っていたせいで、朝から始まるという変則的な試合時間でした。日本人選手の登場は遅くて、お昼過ぎが多かったのですが、ぎりぎりクリニックの昼休みにかかるかどうかでやきもきしました。

各種競技でワールドカップが行われるようになり、商業主義がまかり通るようになったオリンピックの存在意義についてはいろいろと議論が多い所ですが、多くの国、多くの競技が一堂に会する機会としては代わるべきものがありません。

メダルには金銀銅の3つのランクがありますが、ワールドカップなら金とそれ以外では随分と価値が違うような感じがしますが、不思議とオリンピックではどのメダルでも獲得したことに賛辞が贈られます。

葛西選手のような「例外」もありますが、スポーツは基本的に若者が主役です。日本の若者たちの活躍は、高齢化の進む日本ですが、大袈裟ですが未来への希望みたいなものを感じさせてくれました。

出場した選手の皆さん、入賞したしないにかかわらず本当にご苦労様でした。皆さんの活躍は、人々を元気にして、何となく日々を頑張ろうという気持ちにさせてくれました。