今日は、何と云ってもこれ。
皆既月食。天気が心配でしたが、しっかり天体ショーを観察できました。
少しずつ、いかにも地球の影が月にかかっていく感じが、実感としてわかりました。
影が覆い尽くすと、月は赤く浮かび上がってきて、"Blood Moon"をちゃんと見れたのは初めてだと思います。
ただ、写真に撮るのはけっこう大変。普通の満月を撮影するときの基本は、マニュアル・モードで、ISO400, F8.0, SS:1/800秒。
欠け始めは、満月条件からスタートして、少しずつ調節。3/4くらいまで欠けるまでは、それほど難しくはありませんでした。
ところが、暗くなるにつれて光がどんどん減ってしまうので、"Blood Moon"の写真はISO感度は最高まで上げています。何しろ手持ちの500mm望遠を使用していますから、SSも手振れしない限界までゆっくり。Fも可能なだけ広げてます。
そのためノイズも多いし、暗くてピントも合いにくい。これで精一杯です。