昨日のニュースの話題の中心は、国会の証人喚問でしょうかね。
証人として登場して何を話すかというのは、いつも大きな話題になるわけで、問題が何であっても大変注目されます。
証人は偽証罪を伴う証言をするわけですから、①開き直って爆弾発言、②知らぬ存ぜぬ発言、③ちょっとだけ小出し、というようなパターンがあります。
最も有名なのは、「ロッキード事件」での、ほぼすべての答えが「記憶にございません」で押し通されたもの。
国会の証人喚問が、謎の焦点を暴き出したという事例こそ「記憶にございません」という感じですが、今回もほぼゼロ回答でした。
予想通りと言えばそれまでですが、今回は総理大臣にも関わることでしたから、よほどの覚悟が無ければ真実が話されることはないですよね。
結局、証人喚問自体にどれだけの意味があるのか・・・国会が、できることはすべてやりましたという自己満足、国民に対してのエクスキューズを正当化する手段の一つにしかすぎない・・・というと言い過ぎでしょうか。
国民は時間が経つと忘れる、というとても政治家にとってやさしい存在ですから、もやもやしながら数年たてばOKと思われているんでしょうね。