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2018年3月7日水曜日

大容量ハードディスク



誰もがコンピュータを利用できるようになったのは、自分が大学に入学した1980年頃の話。最初の記録媒体はカセットテープ。

カセットテープ・・・って何? という平成世代からの声が聞こえます。ほどなく登場したのがフロッピーディスク。カセットテープの磁気を丸い円周上に書き込んでいくもので、フロッピーもほぼ博物館ものになってしまいました。

でも、カセットテープもフロッピーディスクも、今でもニーズはあるらしく、細々と製造販売されているようです。実際、現在も血液検査会社とのデータのやりとりはフロッピーを用いています。

1985年頃に登場したのがハードディスク。フロッピーがふにゃふにゃだったので、それに対する固い円盤にさらに高密度に記録できるということで大ヒットしました。

フロッピーは記憶容量が1.2MBまたは1.44MBで、これでも文書データをいくつも保存できて凄いと思っていましたが、まだ画像データはほとんど使えない時代の話。

最初に記憶のあるハードディスクの容量は、10MBでした。すげぇ~、フロッピー10枚分くらい入ると喜びましたが、その反面価格が1MBで1万円というのにも驚いた。

初めて買ったときは、値段の高さに清水の舞台から飛び降りる気持ちというやつです。でも、ソフトウェアもいれられるし、少しずつ画像も使えるようになって、格段に快適になりましたよね。

もっとも、当時はMS-DOSの世界ですからシングルタスク。ソフトウェアを変えるときは、一度終了してコマンドラインに戻ってからあらためて起動したり、時にはパソコンを再起動しないといけない。

でもって、今なんですけど、ハードディスクはもはやSSDにとってかわられつつありますが、まだまだ超大容量だとSSDは限界があり、価格も高価ですから、HDDはまだまだ現役ばりばり。

単なる保存用、特にバックアップには大容量が必要ですから、数TBのハードディスクは必需品です。

そこで探していたのですが、一番コストパフォーマンスが良さそうなので購入したのがMarshall製のもの。とりあえず、なんの問題なく接続できて、使用し始めました。せっせと、いろいろなところに分散してしまったデータ類を集めています。

一応、8TBもありますから、当面困ることはなさそうですけど・・・これをフロッピーに換算すると・・・ひぇ~、数百万枚分入るんですよ!! 驚くしかないですよね。

値段だって、1MBあたり0.0035円ですから、最初のハードディスクの1/300万というのも凄い話です。