2020年6月6日土曜日

コロナ禍における暑さ対策


新型コロナウイルスが話題になり始めたのは、日本では1月末。そして、気がつけば6月で、今年は春がまったくすっ飛ばされてしまいました。

換気をしないといけないけど、窓を開けると寒いと思っていたのに、このところ急に暑くなってきて、窓を開けられるだけ開けても・・・暑い。

今年も猛暑が予想されていて、早くも熱中症の注意喚起が盛んにされるようになってきました。

まだ、風があれば何とか我慢できるんですが、風が吹かないとかなりきついことになってきました。うちのクリニックは窓は通常のクリニックよりも多いと思いますが、診察室だけは風の通りがよくない。

そこで、問題なのはエアコンをどう使うかということ。エアコンは使用開始時が最も電力を消費して機械にも負荷をかけてしまいます。こまめにON/OFFは避けたい。といって、窓・扉を全開放してエアコンをつけっばなしというわけにもいかない。

エアコンは基本的に、室内の空気を冷却して戻しているだけなので、換気の役はしません。

今は、とりあえず扇風機を買い足して、暑さをしのいでいますが、梅雨入りして湿度を高まったり、連日30度とかになってきたら窓は閉めてエアコンを使うしかないと思います。その場合は、一定時間ごとに窓を開けて換気をするしかない。

この場合、エアコンを止めるよりも設定温度を上げて外気温に近づけた方がエアコンにかかる負荷が少ないそうです。例えば、1時間ごとに5分間窓を開放して、その間だけエアコンの設定温度を一番高くするみたいなやり方が良いみたい。

もう一つ問題なのがマスク。人に移さないという観点から、マスクの着用はほとんど「義務化」してしまいましたが、不織布にしても布製にしてもマスクは口鼻周囲を暑くして、真夏に使うのはかなり辛いものがあります。

こればかりは、夏向きの素材で作られたものを期待するか、人との接触に合わせてこまめに付けたり外したりするしかないようです。

連続的に使い続けて皮膚の病気になったりすることも増えているようですから、注意したいところ。外すことが多くなると、マスクをしているから女性の方は化粧をしていなかったなんてことも出てきそうですね。