今回の新型コロナウイルスの感染蔓延では、あまりヘンなものは話題になることは無く、人は比較的理性が優った対応をしているように思います。
ただし、一つだけ話題に上がるのが「アマビエ」という妖怪。妖怪というところが味噌で、これが「神」だったら、「すがる」ことでいろいろと問題が起きていたかもしれません。
アマビエは、200年前くらいの江戸時代後期の瓦版にのみ登場していて、熊本の海に出現して「病気が流行るから自分の絵を民に見せなさい」と語ったという。
実は、もともと似たエピソードを持つアマビコ(海彦、あるいは尼彦)という妖怪がオリジナルらしく、アマビエは誤って記載されたものらしい。
どうでもいいんですが、水木しげるさんもアマビエを知っていたようで、一枚だけ妖怪事典に絵を掲載していました。所縁のある調布市が、その絵を公開しています。