年末年始臨時休診のお知らせ

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2021年11月30日火曜日

バイオハザード IV アフター・ライフ (2010)

日本発祥のビデオ・ゲーム「バイオハザード」がハリウッドで実写映画化され、ついに4作目にしてオープニングは東京。渋谷のスクランブル交差点からというだけで、日本人としてはワクワクしてポイントを高くしてしまいそう。

シリーズ全体を統括するポール・WS・アンダーソンが再び監督に戻り、主役のアリスは当然、ミラ・ジョヴォヴィッチが続投です。この映画の撮影中か終了した時点で、監督と主演女優は結婚してますので、熱々のコンビネーションというところでしょうか。

アンブレラ社の地下秘密研究所、ハイブから生物兵器になるTウイルスが漏洩し、あっという間に世界中にウイルスは拡散しました。遠く離れた日本、東京、渋谷にもウイルスは広がっており雨のずぶ濡れになりながらスクランブル交差点に立ちすくむ女は、突然目をむいて通行人に襲い掛かるのでした。この女は役名は「JPOP Girl」となっていて、何と中島美嘉が演じています。感染は日本中に拡大し、東京も死の街となった4年後、つまり前作でアリスがアンブレラ社に宣戦布告した1年後が本編のスタート。

渋谷のスクランブル交差点の地下深くに建造された、アンブレラ社東京本部の要塞にアリスと大勢のクローン・アリスが侵入、上級幹部のアルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)はオスプレイで脱出し基地を爆破します。

しかし、すでにオリジナルのアリスはオスプレイに乗り込んでおりウェスカーを殺そうとしますが、ウェスカーは「俺が新型だ」と言って逆に抗Tウイルス血清を注射されてしまう。オスプレイが富士山腹に墜落して、アリスはウイルスを取り込むことで身につけた超能力を無力化されてしまったためウェスカーを取り逃がしてしまうのでした。

それから半年後、アリスはクレア・レッドフィールド(アリ・ラーター)を追って単発機でアルカディアに向かいます(前作参照)が、そこには何もない平原でした。そこで記憶を無くしたクレアと再会し、ロサンゼルスに戻ると無数のアンデッドに包囲され孤立した刑務所の屋上に生存者を発見し、着陸を強行します。

そして、アリスは生存者からアルカディアは沖に停泊している貨物船の名前だと知ります。クレアの兄、クリス・レッドフィールド(ウェントワース・ミラー)も犯罪者間違われ監禁されていましたが、ついにアンデッドが侵入してきたため、アリス、クレア、クリスは仲間を失いつつも刑務所を脱出し船に向かいます。

実はアルカディアはウェスカーの船で、Tウイルスを接種して超人的なパワーを得たものの人間のDNAを補給しないとアンデッド化してしまうため、生存者をおびき寄せる罠だったのです!!

例によって「次回に続く」です。当然アリスは勝利するのですが、すぐにアンブレラの武装集団が迫って来る。しかも! しかもですよ、その指揮を執っているのがジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)というところをチラ見せして終わります。

前作で感じたことですが、やはりアンブレラ社というものがほとんどの人類がアンデッドになった終末世界で、これだけの金をかけた設備を作り、軍隊を持つだけの目的がさっぱりわからない。

支配するということは、支配されるものがあって成立するわけで、それだけの力があるなら地上のアンデッドを一掃して、あらたな地球の創造主にでも何でもなればいいじゃんという感じ。

ミラ・ジョヴォヴィッチも30代半ばになって、正直おばさんぼくなりました(ファンの方ごめんなさい)。超能力を消されてしまったので、多少人間らしくなったということなのかもしれません。これは、前作まででほとんどワンダー・ウーマン並みのパワーを身につけていたので、このままではなんでもあり過ぎなので一度リセットしたということでしょうか。

それは設定としてはグッジョブなんですが、その後の展開はクレアに助けられるところはあるものの、ほとんど変わらずの無敵キャラ。せっかく超能力消えたのに、なんのこっちゃ的な展開にはかなりがっかりします。冒頭の渋谷で激戦で気分が盛り上がりましたが、後は星をどんどん失う結果かと・・・

スローモーション・カメラを多用したところは、映像としては見ごたえがあります。ただしウェスカーが弾丸を簡単に避けるところなんかはバイオハザード版マトリックスです。それにしても、スクランブル交差点の下にこんな要塞があったら半蔵門線はどこにいっちゃった??