年末年始臨時休診のお知らせ

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2021年11月27日土曜日

バイオハザード II アポカリプス (2004)

黙示録・・・アポカリプスは、新約聖書の最後の章で世界の破滅のこととか書いてあるので、小説・映画などにはよく引き合いに出されます。シリーズ第2作は、このサブタイトルを冠しています。前作で「次回につづく」状態でしたので、当然ストーリーは連続しています。

この映画では、アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が街に出て壊滅している光景に呆然とする少し前から始まります。アンブレラ社は、彼らの送り込んだ特殊部隊が壊滅したにもかかわらず、アリスを確保した後直ちにハイブの扉を開け調査に入りますが、Tウイルス感染した死者が襲い、あっという間にウイルスは外界に拡散してしまうのです。街は感染者が次々とゾンビ化し、混乱は急速に拡大しました。

アンブレラ社の意のままの警察は街を封鎖し、感染拡大を抑止できないため住民すら銃で脅して街から出さないのです。警察の特殊部隊の隊員、ジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)とペイトン・ウェルズ(ラズ・アドティ)は、テレビ・キャスターのテリ・モラレス(サンドリーヌ・ホルト)と教会に避難します。アリスは銃砲店で武器を手に入れますが、体に不調を感じ病院で薄れる意識の中でTウイルスを接種されたらしいことを思い出します。

T-ウイルスを開発したアシュフォード博士は、アンブレラ社のティモシー・ケイン(トーマス・クレッチマン)の退避要請に娘のアンジェラが救助されていないという理由で拒否し、街の監視カメラシステムにアクセスしてアンジェラを探すのです。教会ではモンスターのリッカーが襲ってきますが、間一髪でアリスが突入しジル、ペイトン、テリらを連れ出します。

監視カメラでアリスたちを補足したアシュフォードは、公衆電話からアンジェラを救出することを条件に脱出する方法を教えると言ってきました。夜が明けると核攻撃で街全体を焼却する可能性が高いために、アシュフォードを申し出を受けるしかありません。

ケインは感染制御不可と判断し、ネメシス計画を発動しました。実は、ネメシスは前作でアリスと共にハイブから脱出したマットがウイルスにより変異しモンスター化した姿でした。重火器で武装したネメシスはアリスを狙って襲ってきたため、ジル達は逃れて学校に隠れていたアンジェラを発見します。

アシュフォードは、自分と娘の筋ジストロフィーの治療のためにTウイルスを開発したのを、アンブレラ社に研究を横取りされたのです。脱出用のヘリコプターに向かいますが、そこにはケインとネメシスが待ち構えていました!!

前作のいかにもホラーっぽいゾンビが体を揺らしながら近づいてくるところは、町中ですからパワーアップしたものの、これが主じゃない感も半端ない。ホラーの要素はほとんど飾りで、アンブレラ社の人を人と思わない悪行だけが先走っています。

アクションは前作よりかなり派手で、前作ではほとんどスタントなしで演じたジョボヴィッチも今作ではだいぶスタントとCG合成の恩恵を受けたようです。ジルはゲームにも登場するキャラクターで、演じたシエンナ・ギロリーはゲーム中のジルを相当研究してコスチュームや動きはかなり寄せて来たらしい。ある意味、超人的なアリスよりもジルの方を応援したくなる感じもしてしまいます。

どうやら普通はTウイルスに感染すると、死んでも細胞が再生しゾンビ化するようです。しかし、何らかのウイルスに対する耐性をもっている人間がいるらしい。マットはその一人ですが、遺伝子変異からモンスター化してしまい、彼の限界はそこまで。ところがアリスは、同じく感染してウイルスを自分の体内で取り込み未知の力を増幅させるようです。

今回も、終わりは「次回につづく」で、アリスの超進化を促進していこうとするアンブレラ社の次の戦略「アリス計画」が始動して終わります。全体にはネメシスがチェーンマシンガンをうちまくるところなんかは、バイオハザード版ターミネーターと呼ぶのがふさわしいかも。