2022年4月20日水曜日

ミネストローネ


これは、外見はいかにもミネストローネですが、シンプルさとカロリーを重視して作った「野菜スープ」です。

ミネストローネは日本で言えば味噌汁みたいなもので、地域によって、各家庭によって様々な作り方があるようです。なかなか一定の作り方を説明するのは難しいわけで、「これがうちのレシピ」と言えばそれがミネストローネになっちゃう。

少なくとも「具沢山」という意味のネーミングのスープですから、いろいろな具材がたくさん入っていることは間違いない。一般にトマトで赤くなっているスープをイメージしますが、これもいろいろ。しばしばベーコン(パンチェッタ)は入っている。ニンニクをオリーブオイルで炒めた後に、具材と水を入れて煮込むというのが基本のようです。

今回は、あえて油は使わず、肉的なものも無し。本来は、ある程度炒めるのかもしれませんが、小口切りにしたいろいろな野菜だけを煮るだけで、味付けも塩と控えめな胡椒だけです。

香味野菜の基本3種類は、玉ねぎ、セロリ、人参ではずせません。じゃがいも、ズッキーニ、パプリカ(彩りが良いので赤・橙・黄)、マッシュルーム、そして最後に皮むきして入れたのがトマト。トマトは煮崩したくなかったので、さっと煮る程度で、スープは赤くありません。

イタリアだと、ひよこ豆とかレンズ豆というのがしばしば登場するんですが、日本ではあまり馴染みが無いので、今回は冷凍枝豆を利用してみました。他にも、何を入れてもOKだと思います。

全部小さく切ってますから、調理時間は切って煮るで20分程度。野菜の旨味だけで、十分すぎるほど美味しいスープで、しかもカロリーはかなり控えめなので言うことなしです。