春は野菜が美味しくなる時期で、アスパラガスも4月から5月が旬な時期。湯がいてそのまま食べても美味しいのですが、スタンダートにはベーコンとかと一緒に炒めたりします。今回は、イタリアンなアレンジを考えてみました。
アスパラガスは切り口から水分が抜けて固くなってしまうので、普通は下の方を数cmくらい切って捨ててしまいます。これって、いつももったいないと思っていましたが、確かにそのまま食べようとしてもとても食べられたもんじゃない。
そこで、この部分は全部ブレンダーで粉々にしてしまえばいいんじゃないかと気がついた・・・早速、やってみました。少しだけ茹でた後にギュイ~~~ンとやったら、緑色のアスパラガス・ペーストになりました。
オリーブ・オイルを少しだけ入れてバンチェッタを炒めます・ある程度油が出たらスライスした玉ねぎ、マッシュルームを追加して炒めます。パンチェッタは塩味が強いので、後で塩を追加する必要はほぼありません。パンチェッタが無い場合はベーコンで構いませんが、塩は少し追加した方がいいかもしれません。
少量の塩を入れた湯で、残りのアスパラガスを食べやすい大きさに切って数分間茹でます。そしたら、茹でたアスパラガスとペーストをフライパンに投入して全体に絡めます。最後に生クリームを大さじ1程度、パルミジャーノを大さじ1程度入れてなじませたら出来上がり。
いつもの「アスパラ・ベーコン」が、ちょっとの一手間で、グレードアップして無駄なく全部美味しく食べることができました。