4月後半くらいから、日本で旬な食べ物というと、真っ先に思い浮かべるのがタケノコじゃないでしょうか。炊き込みご飯とか、煮物とか、青椒肉絲とかでタケノコを食べ飽きたら、イタリア料理の一つでも作ってみるのが精神衛生上お勧めかと。
ところが、ネットを探してみると、イタリアではタケノコは超マイナーらしい。まともなレシピはほぼ出てこない。YouTubeでイタリア人が何か作っていると思ったら、中華風炒め物だったりして、それなら日本人の方がよっぽど美味しそうに作れそう。
ただし、数少ないイタリア人のタケノコ紹介では、ほぼ共通しているのは「味がニュートラルでどんなものにも合わせやすい」ということ。確かにそれは間違いとは言えないので、だったら普通にイタリアンな炒め物にしてしまおうということに・・・
ジェルモイ・ディ・バンブー・アッラ・イタリアーナ(Germogli di bambù all'italiana)ということで、(呼び名だけは)イタリア料理っぽくなったところで、レシピの紹介です。
結局、ペペロンチーノの作り方と一緒にしてみました。オリーブオイルにニンニクみじん切りを入れてスイッチON!! ニンニクから泡がでると香りがオイルに移ってきます。そしたら鷹の爪を入れて、焦げてしまう前に、筍、マッシュルームを好きなだけ入れて炒めます。
軽く塩を振って味を整えたら、小口切りにした生トマトを投入して火が通る程度に一緒に炒めたらイタリアンパセリを乗せて出来上がりです。
まぁ、普通に食べれますが、取り立てて美味というほどではないかも・・・いや、まぁ、とにかく普通です。合わないわけではないけど、合うというほどでもない。タケノコが余っていて、味変して食べたいと思っている方は一度はやってみてください。