2024年4月22日月曜日

PHEVから楽 13 プリウスのリコール


先日、プリウスのリコールが出されました。現行のプリウスのすべて、すでに販売された約13万台が対象になります。当然、PHEVも含まれる。

内容は、後部ドアの開閉のための電気式スイッチの不具合。防水性が弱く、洗車器などで大量の水がかかると、中に水が入ってショートする危険があるというもの。最悪、突然ドアが開いてしまう可能性があるそうです。

実害が出たのは3台だけで、人的被害は無いらしいので、トヨタとしては比較的早い対応と言えるかもしれません。このところ、子会社の不始末が続いたので、トヨタとしても素早い動きで傷口を最小限に抑えようということなのかもしれません。

で、スイッチを適切なものに交換・・・といきたいところですが、さすがにまだ改良部品が揃っていません。そこで、うちの車も応急処置として、電磁スイッチのヒューズを外して使えないようになってしまいました。

プリウスの後部ドアは、ハンドルがなくスマートで、電気式スイッチで楽々開けられるというのが売りです。それが使えないと、ドアハンドルのかわりにちょっと隠れた場所に物理的なスイッチがあります。

それで開けてくれということなんですが、これがかなり力が必要。指で押し込むのはけっこう辛い。ペンみたいなものを利用しないとなかなか難しい。後ろに人がいつでも乗車するわけではありませんが、荷物を置きたいときはけっこうある。

トヨタの中では、比較的納期が安定していたプリウスでしたが、リコールにより新規の受注は停止し、生産もストップしました。納車待ちの方は辛いところです。うちの場合は、もう少し注文が遅ければその一台になっていたかもしれず、旧車の車検も来てしまうところでしたから、まぁ多少の不便はあっても納車されているんだからよかったと思うことにします。