麻婆豆腐家庭で作れる中華の定番で忘れてはいけないものの一つ。
真面目に作りければ、味の決め手になるのは甜麺醤(ティエンメンジャン)と豆板醤です。甜麺醤は、小麦粉から作る味噌の一種なんですが、なかなか買っても他のレシピに使いにくいところもある。
甜麺醤に近い味付けは、日本の普通の味噌でも代用できます。味噌と砂糖少々にすりごま(できるだけ細かい物)を混ぜると雰囲気としてはOK。
まず豚ひき肉を炒めて、長ネギみじん切りを合わせたら、鶏がらスープの素と片栗粉を溶いた水を入れて煮立てます。鶏からスープの素は塩が入っているので、薄めの味付けになる程度で大丈夫。
用意した甜麺醤もどきと辛くしたいだけ豆板醤を加え、さいの目に切った豆腐を入れたら、あとは底が少し焦げ付くくらいにぐつぐつと煮れば出来上がり。豆腐を入れたらあまり混ぜないのがポイント。四川風にしたければ、とちゅうで花椒(中国の山椒)粉を入れればしびれる辛さに仕上げられます。
・・・なんですが、実はもっと簡単なのは[丸美屋 麻婆豆腐の素」を使うこと。いろいろ試してみましたが、個人的には丸美屋が一番おいしい。ひき肉、長ネギ、豆腐を用意して書いてある通りに作れば、ごく普通の麻婆豆腐が簡単に出来上がる。
丸美屋のものは、ある意味普通。あまり特徴が無い中辛がおすすめです。何故なら、もっと辛くしたければ豆板醤、もっと香りを強くしたければ花椒を加えるといった好みのアレンジを加えやすい。自分好みの味を追求してみてください。