2026年1月15日木曜日

B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS (2008)

B'zのライブは「LIVE-GYM」と呼ばれていて、基本的に新しいアルバムを中心にしたセットリストが組まれています。

その他に「LIVE-GYM Pleasure」と呼ばれる、現在では5年後とに開催されるシリーズがある。これは、アルバムにこだわらずファンが聴きたいであろう有名曲を中心とした大かがりなツアーで、古い曲から新しい曲までボリュームのあるセットリストが好評です。

そして、もう一つ「SHOWCASE」というシリーズがあり、これはツアーに先立って行われる小規模なライブであったり、あるいはライブハウスでの演奏、シークレット・ライブなどが含まれます。

ヒット曲中心に聴きたい場合は「LIVE-GYM Pleasure」がお勧めですが、ふだん演奏されることが少ないレアな曲を聴きたい場合は「SHOWCASE」が狙い目だったりするので、たくさんの映像が残っていますが、中身をよく確認して選ぶことをお勧めします。

デヴューして10余年、21世紀に入るとB'zは本当に自分たちがやりたいことをどんどん実行できるだけの人気と実力が備わっていました。Pleasureツアーは1991年から開始され、1992年、1993年、1995年、1997年、2000年、そして2003年に開催されました。頻度が多く、通常の「LIVE-GYM」との差別化が難しくなったため、2003年は「Final Plesure」として一度封印されます。

しかし、デヴュー20周年を記念して2008年に「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS」とタイトルをつけた5年ぶりのPleasureツアーが行われました。DVDあるいはBlurayに収録されているのは、デヴュー記念日にあたる9月21日の横浜・日産スタジアムでの最終公演の模様で、天気は何と豪雨。実はB'zのライブが雨でぐしょぐしょというのは珍しくはない。

その悪天候の中、2時間40分にわたる、全26曲、ファンならずともほとんど耳にしたことがあるであろうヒット曲のオンパレードは、まさにその時点でのB'zにとって20年間の集大成と言える内容です。

両サイドの長い通路をフルに使って、全力疾走する二人がすごい。稲葉はそれでも音程をぶらすことないのには感心しますし、意外と松本も動けるのが楽しい。サポートメンバーは、鉄壁のキーボードの増田隆宣、ベースのバリー・スパークス、ドラムのシェーン・ガラースの三人に加えて、ギターに大田紳一郎が加わりますが、まだツイン・ギターの効果を出すまでには至っていません。

その後の彼らの活躍を考えるともっと聴きたい曲はありますが、20周年の時点ではこれ以上のパフォーマンスは無いだろうと思います。たった一枚だけB'zのDVD(またはBluray)を選べと言われれば、最も強く推薦したくなるライブです。