現代クラシックピアノの巨匠として君臨するアルゲリッチのドイツ・グラマフォンに録音してきたソロ・ピアノ録音をボックスにおさめたもの。
全8枚で、それぞれがオリジナルのジャケット通りの紙ジャケット・スリーブに入っていて、1961~1984年までの仕事が網羅されているのがうれしい。
アルゲリッチのこのようなボックスは意外とありそでなさそ。これだけのキャリアと知名度があって、なかなか廉価に全体を聞くことができなかったのはこの人が最後ではないかしら。
当初8月発売の予定だったのが、7月に発売となり、早くも手に入れました。いつものHMVのインターネット・ショップで6529円。1枚800円程度でそろうというのは、大変嬉しいことです。
さて中身は、発売当時から話題になった演奏ばかりですから、いまさら新米のクラシック・マニアがどうのこうの言う必要もありません。主要レパートリーであるショパンを筆頭に、リスト、シューマン、ラベル、バッハ、ブラームスの有名どころが燦然と並び、新米の耳にも、自分の音を持ったピアニストであることがわかります。
ある意味、攻撃的な演奏でBGMで聞き流すにはきついかもしれません。聞く側にも、真剣に対峙することを要求してくるような演奏です。最近は魔法使いのおばあさんみたいな感じもしますが、若い頃の怖いもの無しの怒濤の演奏は、さすがに心地よい聞き疲れを感じました。
あとはクレーメルと競演しているベートーヴェンのバイオリンソナタを続けて聞けば、もう後はいりません。
全8枚で、それぞれがオリジナルのジャケット通りの紙ジャケット・スリーブに入っていて、1961~1984年までの仕事が網羅されているのがうれしい。
アルゲリッチのこのようなボックスは意外とありそでなさそ。これだけのキャリアと知名度があって、なかなか廉価に全体を聞くことができなかったのはこの人が最後ではないかしら。
当初8月発売の予定だったのが、7月に発売となり、早くも手に入れました。いつものHMVのインターネット・ショップで6529円。1枚800円程度でそろうというのは、大変嬉しいことです。
さて中身は、発売当時から話題になった演奏ばかりですから、いまさら新米のクラシック・マニアがどうのこうの言う必要もありません。主要レパートリーであるショパンを筆頭に、リスト、シューマン、ラベル、バッハ、ブラームスの有名どころが燦然と並び、新米の耳にも、自分の音を持ったピアニストであることがわかります。
ある意味、攻撃的な演奏でBGMで聞き流すにはきついかもしれません。聞く側にも、真剣に対峙することを要求してくるような演奏です。最近は魔法使いのおばあさんみたいな感じもしますが、若い頃の怖いもの無しの怒濤の演奏は、さすがに心地よい聞き疲れを感じました。
あとはクレーメルと競演しているベートーヴェンのバイオリンソナタを続けて聞けば、もう後はいりません。