2008年7月2日水曜日

夏が来れば思い出す その2

大学では何を思ったか・・・硬式テニス部に在籍していました。以前に剣道をやっていて、あの汗臭さはもうごめんと思った・・・
これからはピチピチギャルとテニスでエンジョイと思った・・・

とにかくあまりまともな理由では無いわけで、入学してクラブのオリエンテーションをしているところで、入部希望に躊躇無く署名。ところが浪人していたので、なんか年寄り扱い。まぁ、いいか。ところが、いわゆるテニスサークルを思い浮かべ、楽しい日々を想像していたのは大間違い。

本気で体育会系の乗りで朝練、午後練とくる。終わった後は、新入生はクレーコートを暗くなる夕闇の中ローラー引き。時々、本学のほんちゃんの体育会と合同練習ってな具合です。さすがに、先輩に廊下で会ったときには、壁にくっついて「うっす!!」なんてことはしませんでしたが、それはそれは汗は青春のガソリンだぁ~みたいな感じでした。

ですから、もちろん入部したのは正式には「硬式庭球部」なのであってテニス部ではありません。

夏が来れば思い出すのは、合宿。かんかんの日照りの中、九十九里の白子や山中湖にいったもんです。テニスをしようというわけですから、周囲に日陰なんてあるわけないです。そんなところで、先輩の愛の振り回し。

あっちこっちに球出ししますが、基本的には取れないところに出すわけで、取れないとわかっていても食らいついていく根性叩き上げ練習です。ぽとんネット際に落とされた後のロブは泣けます。大量の汗をかきますから、大量の水を飲みました。

この頃ですよ、はじめてポカリスエットなるまか不思議な飲料が登場したのは。最初飲んだときは、甘いような塩辛いようなねとっとしたような、人間の飲み物とは思えませんでした。同じ頃に発売されたゲータレードのレモン風味は、まだましでした。

でも、そんな練習をした後に宿に帰って、みんなで風呂に入れば元気が復活。また翌日の練習に向かって気合いが入るわけで、本当に若かったんですよね。