めんこ、酒蓋、べーごま、すごろく。モダンな遊びといえば人形。女の子はバービー、男の子はGIジョー。昭和30年代のこども遊び道具。
特に酒蓋は収集が大変でした。酒蓋のはじで相手の蓋を引っかけて、ひっくり返せば自分のもの。特に剣菱が強かった。実は、今だから時効だと思いますが、酒屋さんの倉庫においてある酒瓶から蓋だけを・・・
おおらかな時代だったのかもしれませんね。いつの間にかこどもの遊びはテレビゲームが中心。インベーダーが大流行したのは自分が大学時代のこと。一頃は喫茶店の机はすべてインベーターで塗りつぶされていましたっけ。
ファミコン、スーパーファミコン、そしてプレイステーションでゲームはディスクの時代になって、DVDやブルーレイと進化して、もう映画と見間違えるほどの超美麗リアルアクションへと進化してきました。
スクエアのFinal FantasyシリーズとエニックスのDragon Questシリーズは、特に大きな影響を与えたことは否定できません。一方、パソコンの進歩の中では、オフィースの仕事が優先され、ゲームとしては麻雀やカードゲームくらいしかありませんでした。
しかし、そこへ大きなターニングポイントを迎えるきっかけとなったのがDOOMシリーズ。いわゆる3Dアクションもの。前後左右上下の敵をバリバリ倒す。この流れは大きな潮流となり、今もRPG系と双璧をなすジャンルとなりました。
Metal Gear シリーズは、Final Fantasyのストーリー性とDOOMの3Dアクションが融合した、プレイステーションのソフトとしてヒットを飛ばしてきましたが、先日発売されたMetal Gear Solid 4は確かに、現時点では最高峰のグラフィックを使用して、リアルな映画の中の主人公を自分でコントロールしていような臨場感があります。
何度でもやりなおせるので、クリアすることはさほど大変では無いようで、うちの次男君でもバリバリ進んでいき、あっという間にエンディングを迎えました。結局、ストーリーを楽しむためのものという位置づけなんでしょうね。
ますますヴァーチャル空間が現実に近づいてきた気がしますが、これをきちんとゲームとして楽しませることは大人の仕事でしょう。実際に人殺しなんてことはゲームとは違うことを、きちんと教えることが大切ですよね。それより、期末試験できたのかいな。夏休みはあるんですかね。