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2009年2月10日火曜日

ATOK

パソコンでの漢字変換、何を使っていますか。昔々、一太郎がVer.3でブレークしたときに、当然付属していたATOKという漢字変換システムもスタンダードの地位を獲得しました。

当時の日本語MS-DOSに付属していた、Microsoftの漢字変換はお世辞にも使える代物ではありませんでした。ATOKの登場で、初めてまともに日本語の入力ができるようになったと言っても過言ではありません。

そこで、ほかのプログラムの入ったフロッピーディスクにも、ATOKをコピーしてLotus123でも、dBASEIIIでもATOKを利用していたものです。

ところが、MicrosftがWindowsを登場させ、WordやExcelというソフトを売り出すと、一太郎やLotus123は、あっという間にそのシェアをとられてしまいました。そして、Windowsに付属するMS-IMEという漢字変換がしだいに幅をきかせるようになります。

自分も、わざわざ別の漢字変換を入れて、ディスクやメモリーを減らすのは嬉しくないため、かなり使い勝手の悪いMS-IMEでがまんするようになりました。

自分が今使っている漢字変換辞書は、そもそも1988年くらいの一太郎Ver.4+ATOKの時に登録し始めたものなんです。ちょこちょこと漢字を登録して、MS-IME用に変換したり、いろいろな変遷をたどって今にいたるという20年ものということになります。

医学関係、少なくとも整形外科では、困ることはないわけです。自分にとっては、パソコン歴の代名詞みたいなものかもしれません。

さて、最近、再びATOKを使用するようになりました。そしたら、やはり圧倒的にMS-IMEより賢いところが歴然で、もうATOKが手放せなくなりました。何と言っても、MS-IMEの学習能力のいい加減さは我慢がなりません。

最近、ATOK2009が発売になり、登録ユーザー用に安く手に入るのでバージョンアップしたわけです。今回から英語変換などの機能もついて、ますます便利さが向上しました。さらに10年間はこのままATOKで使っていきたいと思うわけでした。