どうも、亜沙郎です。1週間を9日間で過ごしています。
えっ? 何? どういうことって?
まぁ、要するに週に6日間は、クリニックを開いています。そして、週に3日間常勤で働くのと同じだけの時間を当直バイトに費やしています。だから、合わせて1週9日になる。
何で、そんなに働くの?
そりゃ、家族のためですよ。クリニックの収入は、ただ食べていくだけなら何とかなるくらいにはなりました。ありがとうございます。ただ、何しろうちはこどもが3人。去年は長女が大学に入りました。今年は長男が大学受験をしています。
3年後には、次男が大学受験。ということで、あと10年間くらいは立ち止まる余裕がありません。これも親のつとめですから、別に文句はありません。
正直に言いますと、自分は私立の医学部の卒業ですから、親には相当お金を使わせたことは間違いありません。小さな町の診療所をやっていた父には、さぞかし大変な思いをさせたに違いありません。
古くなったカルテ整理などの手伝いをしていたので、年々患者数は減っていることはわかっていました。実家は、渋谷の原宿です。いっけん華やかな賑わいのある場所というイメージを持たれると思いますが、裏を返せば住民はどんどん減っていたんです。
となると、こどものために一生懸命仕事をするのは親としては当然ですが、自分の場合なおさらという思いがあるわけです。たぶん、私学出身の医者は多かれ少なかれ同じ思いがあるのではないでしょうか。
人は次第に年を取って世代交代していくわけですから、こどもたちにしっかり次の時代を作ってもらいたい。その道筋をしっかりと用意してあげることことが、親の役目の一番大きなことですよね。
ですから、とうぶんは1週間は9日間の生活を続けていきます。
そのかわり、老後はよろしくね。