
まぁ、ほんとのことを言うと、ほとんどの本来の作品については知りません。バイオリン奏者の佐藤陽子が内縁の妻だったとか、飼い犬に飛びつかれて死んだとか、どうでもいいようなことしか聞いたことが無い。
ただ、実はマイルス・デイビスの信奉者として、池田満寿夫は忘れられぬ人となったのです。マイルスの「1958マイルス」というアルバムのジャケット・デザインを担当したのが池田でした。
このアルバムは、マイルスが世間から消えていた1979年に日本の独自の企画として発売されたもので、マイルスの復活をほとんどあきらめかけていたファンとしては、狂喜乱舞したアルバムでした。
その後、本国アメリカでも発売されましたが、この池田デザインが世界的にも使用されたことが日本人としてはなんとなく誇らしい感じがしました。
同じ頃、ジャズアルバム名盤紹介雑誌の表紙などにも池田満寿夫のイラストが登場し、よく作品を目にするようになり、ジャズファンとしては、けっこう馴染み深かったものです。