艶笑というのは、「えんしょう」と読みますが、艶(つや)のある笑いということですよね。まぁ、ちょっとHっな笑いということですから、大人のギャグというわけです。
一番よく使うのは、艶笑落語という言葉。
「目薬」という落語があるんですけどね。眼病を患った熊さんが、目につける粉薬を貰ってくるわけです。でも、どうやって使えばいいかわからない。奥さんが使い方の説明書を見ると「めじりにつける」と書いてある。
熊さんは「めじり」を「女尻」と思ってしまうわけです。そこで奥さんの着物をまくって、出してお尻に薬をふりかけた・・・とたんに、奥さんおならをしてしまう。吹き飛んだ粉が熊さんの目に飛び込んでめでたしめでたし。
まぁ、にやにやしながら聞くような話ですから、こんなのが艶笑落語というわけです。ちょっと、気持ちにゆとりがあった時代のカルチャーの一つとでも言いましょうか。
なんちゃって。