1月7日までは松の内。これが明けると、松飾をはずして正月気分は終了です。場所によっては、もっと長く飾るところもあるらしいですが、自分の知る限りは7日まで。
今日から普通の月の普通の一日ということで、またいつもの日常に没頭していくわけです。 患者さんも、年末は「駆け込み」的に多くなるのですが、年明けはゆっくり。でも、今日からは普通になるのかなぁと考えています。
年々、正月らしさというのは減っている。自分の場合も、年賀状が少しずつ減っていることもその一つ。最近はSNSを使って挨拶を済ますという形が増えているようです。
しかし、もともと電子メールが使われるようになって、紙の年賀状のかわりに「あけおめメール」を送るような風潮が生まれました。結局、電子メールが一般化しても、これは定着していない。
デジタルの手軽さと、新年の挨拶というかしこまった気持ちとは相反するものなんでしょう。これは挨拶状にかぎらず、電子メールの普及と人の気持ちの形骸化が進んでいることにつながっているのかもしれません。
最近流行のSNSの普及が、人の気持ちをどこへ連れて行くのか、少なからず不安を感じたりするのは、自分が昭和の「おっさん」化しているからでしょぅかね。特に本来自発的な発信をするためのSNSを企業が利用するようになって、知らないうちにうまくコントロールされている。すでに、SNSの存在は・・・いやいや、やめておきましょう。