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2013年1月23日水曜日

パソコン・デフレ

パソコン業界は、経営的にも相当大変らしい。

米パソコン大手DELL株式の非公開化を進めていると、複数の米メディアが伝えているというニュース。うちのクリニックでも、半分はDELL製を使っているのですが、主力のパソコン販売が低迷していて、業績が伸び悩んでいるらしい。

自分は経済についてはまったくの素人ですが、非公開化するというのは、現経営陣が自社株を買い取り大胆な経営改革を進めるねらいがあるということらしいです。

そういう自社株買取をMOBというそうで、その上で非公開化にして、大株主の意向などに左右されない経営陣の自由度があがることで、抜本的な改革ができるメリットがあるんだそうです。

最近は、デスクトップで2万円くらいから、上位機種でも10万円くらいで買えたりします。ノートですら、20万円以内ですから、とにかく物価が下がったものの代表がパソコンと言っても過言ではない。

なにしろ、初めて一般に普及したパソコン、NECのPC-98シリーズは20万円台、初めて持ち運びができるラップトップだったEPSONのPC-280Lは30万円以上したものです。初めて登場したハードディスクは1MBで1万円くらいでした。Appleなんて、50万円くらいして高嶺の花。

もっともこれだけ一気に普及して、いまやパソコン無しでは生活できない時代です。大量生産で、生産コストが下がって値下がりは当然するでしょう。でも、パソコンの能力は昔の数百倍くらいに高機能になったことを考えると 、販売価格は1/4~1/3に下がった事はメーカーとしては大変でしょうね。

自分たちのようなユーザーにとっては、安くて大歓迎ですけど、そうなに毎年何台も買うものではありませんから、業界の大変さの一端を見て、今後が多少心配になったりしました。