2014年サッカー・ワールド・カップ・・・グループ・リーグも終盤、今朝は日本の最後の試合でした。
相手はすでにグループ・リーグ突破を決めているコロンビア。日本は、負け、引き分けときて、自力突破は消滅。もう崖っぷちで、しかも完全アウェイに近い、コロンビアの圧倒的なサポータに囲まれての試合でした。
結果はすでに、興味のある方はご存知のことですが・・・
前回のワールド・カップが終わって、4年間、選手たちは一つ一つ力を積み上げて、予選を突破。実力を出し切れば、決勝リーグは可能と言われていました。
個々の選手たちの実力は、日韓ワールドカップのあと、国際的にも評価されるようになりました。しかし、今のチームになって、最初からよく言われていたのが「決定力不足」ということ。
今大会で、残念だったのは、まさにその「決定力不足」を克服できていなかったということなのかもしれません。決定力不足というのは、言い換えると積極性と正確性ということでしょうか。
積極的と正確性は相反するものなのかもしれませんが、おそらく強いチームは両方を兼ね備えているはずです。サッカー素人の自分が言うのもなんでが・・・
少なくとも選手の口から「奇跡を信じる」という言葉が出た時点で終わった感があります。奇跡は基本的に起きないから奇跡なんであって、自ら勝利を掴み取るのとは違う。
前回の南アフリカ大会では、PK戦のなってひざまずいて祈るしかなかった日本、その前のドイツ大会では、ピッチに大の字になった中田。最後は、良くも悪くもとても印象的な幕切れでした。
そこには、出場してきた選手たちの4年間の思いが詰まっているということなんでしょう。やれることはやりきったからこそのシーン・・・さて、今回の選手たちはどうだったんでしょうか。