そりゃあ昔だったら、熱湯が欲しいと思えば、せっせとお湯を沸かさないといけない。火をおこしてというところからしたことはありませんが、やかんをコンロにかけてというのは、普通にやっていました。
今は、便利なもので、だいたいどこの家でも給湯器がついていて、蛇口をひねれば適度な温度のお湯が出ます。熱湯が欲しければ、自動湯沸しポットがあって、スイッチをピっと押すだけでOK。
ポットはそうそう壊れそうなものではなく、実際クリニックで使っているものは、今のところ何にも問題ありません。ところが、自宅で使っていたものは、20年近く使って、ついに壊れてしまいました。
お湯はちゃんと沸きますが、電動ポンプの部分がどうもだめになったみたいで、空回りしてギーギー音がして、お湯が出なくなりました。ちょっと前のポットなら、手で押せばお湯が出ますが、電動ではそうはいきません。
久しぶりに買い直したのですが、機能的にはどれをとっても大差ないので、今までのと同じようなもので、価格が手ごろなものを選びました。
ところが、意外と使いにくい。何がって、スイッチの位置。20年やっていた動作というのは、体が覚えているもので、自然とロック解除と給湯の二つのスイッチの位置に指がいくんですね。
新しいポットは、ロック解除スイッチの位置に、省エネタイマーのスイッチがついていて、最初にこれを押してしまうんです。すると、10回くらい押さないと、元に戻らない。これが、なかなかめんどうで、いちいちロック解除を押すことを意識しないといけない。
つまらないことですけど、最初に絶対押すスイッチですから、一番手前にあるものをお勧めしたいと思います。さすがに、しばらく使うと慣れてきましたけどね。
何にしても、お湯が手軽に使えることは生活を豊かにする上で、大変大きな功績があることだと思います。おかけで、テレビで熱湯の風呂に入る(ように見せる)芸人さんを見て楽しんだりもできますしね・・・・ (^_^;)