一眼レフカメラについては、基本的に初心者。しかも一度あきらめた前科があるのに、昨日は偉そうに長々とカメラ選びの話などを書いて、なんじゃこいつはと思われたことと思います。
しかし、めげつにさらに続きを書こうという・・・厚顔無恥とはこのことか。何を言われても気にしないで、先に進みたいと思います。何故って、これはあくまでも自分用のメモみたいなもの・・・と開き直っていますから。
さて、レンズを順に選んで、カメラを選んで、最低限はこれで写真は写ります。一応、最低限のカメラ用語くらいは知らないと話にならないので、教科書も一冊くらいは用意しました。
写真自体はパソコンに取り込んでしまえば、これはもう自分のテリトリーみたいなもので、画像処理については特に心配はありません。もちろんパソコンが不得意という方は、いわゆる現像ソフトと呼ばれるものがあったほうがいいわけですが、フリーウェアでも、十分に使えるものがあります。
そのあたりの話は、またいつかするとして、とりあえず写真機材として必要なものがまだいくつかあるんです。
カメラは埃や湿気を嫌う精密機械です。レンズやイメージセンサーが汚れたりしたら、せっかく写真も台無しです。したがって、日頃のメンテナンスは無視できません。
メンテナンスのためのツールとしては、空気をシュポシュポと出して誇りをとばすブロアー、隙間ごみを除くためのブラシ、全体を拭くためのクロスなどは最低限必須のアイテムです。
そして、カメラの心臓部であるイメージセンサーにゴミが付着した場合には、カメラに備わったクリーニング機能を利用します。それでもダメな時は、専用のクリーニング液とスワブで掃除をするのですが、かなりの慎重さが要求され、それなりの覚悟が必要です。
そこを何とかやり遂げたら、さぁカメラを持って外に出かけてみようということになります。
カメラは重たいですから、手にそのまま持っていて落としたら大変です。ストラップは絶対に必要。軽ければどんなものでもいいのですが、何しろ下手すると1.5kgくらいになることもあるので、できるだけ柔らかくて幅広のネックストラップがお勧め。
リチウムイオン電池は、たぶんプロ並みにカシャカシャ撮らなければ一日くらいは十分にもつと思いますが、やはり予備を一つくらいは用意しておきたいものです。相当タフに使い込むという場合は、カメラの下部に取り付けるバッテリーパックがオプションで用意されていますが、さらに重たくなりますからよほどでないと必要はないでしょう。
そして、たいていの方が装着しているのがレンズフィルター。レンズの周径に合わせた、透明なものをレンズの汚れや傷を防止するために使用します。慣れた方に言わせると、余計なものという意見もありますが、素人が屋外でレンズ交換などをすることを考えるとつけていて困ることはない。
記録するのはたいていSDカードが主流になっていますが、画素数の増加とともにファイルのサイズも膨大になっていますし、フルHDでの動画でも撮ろうものなら、すごいことになってしまいます。写真だけ、しかもJPEGでの保存でよければ、最低16Gくらいは欲しい。写真をRAWデータで保存したり、動画も撮るなら64GB以上はあったほうがよいでしょう。
そして、カメラといえば三脚。手持ちだけですませるなら必要ありませんし、最近のカメラは手ぶれ防止機能もかなりしっかりしています。しかし、接写でのマクロ撮影、一定の位置での複数の撮影をする場合、動きのあるものを連写するときなどには必須のアイテム。
ところが、安いものはアルミ製で大きい。屋内でゆっくり使いだけならそれでもいいのですが、持ち歩くとなるとなかなかいいものが少ない。素材がカーボンとかだと軽くて丈夫ですが、数万円するので購入するのに勇気がいります。
大きさはほとんどのものが、畳んだ状態で40~50cmくらいになりますから、カバンに簡単にはいらないかもしれません。地面に直接置くような脚の短いものはありますが、基本的に自分の目の高さにカメラを設置できるくらいのものでないと使い道は限られてしまいます。
そこで、一番人気があるのがVelbonというメーカーのULTREKシリーズ。伸ばすと140cmくらいになり、畳むと30cm以下。本体重量も1kgちよっとですから、確かに持ち歩く場合には最適かもしれませんね。
重さや長さも大切ですけど、三脚を選ぶときに忘れてはいけない重要なポイントは、耐荷重です。通常のデジタル一眼レフカメラを載せるなら、1.5kg程度になるわけですから、重さに負けて倒れてしまっては元も子もありません。
通常は耐荷重は1kgくらいは余裕をもった積載重量のものを選びたいものです。ちなみにULTREKの一番安いUT-43Qは2kgまでで、通常の一眼レフより軽いミラーレス一眼向け。同じシリーズのUT-53Qなら2.5kgまで、そしてUT-63Qなら3kgまでとなっています。その分、本体重量や長さは増えていくのが悩みどころ。
このくらいまで機材がそろったら、あなたもいっぱしのカメラ小僧なんですが、最後にもう一つ用意したいのがカメラバッグ。ハードからソフト、腰にぶらさけるもの、ボストン型、ショルダー型、リユック型などさまざまですから、これはもう好きなものをどうぞということになります。
ただし、自分が普段持ち歩く機材の量をよく考えてください。カメラ本体とレンズを最低でも2本、場合によっては三脚も含むと3~4kgくらいになることだってあります。いつも使っている、パソコンも入る書類カバン程度ではかなり無理がある。
あと、是非忘れずに用意しておきたいのが、カメラを購入した時についてくるマニュアル。ただし、そのまま持って行ってもいいですが、たいていメーカーのHPからPDFでダウンロードできますので、スマホに入れておくのが邪魔にならずおすすめです。