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2015年11月16日月曜日

The Beatles 1+ (2015)

ついに世界中のファン待望の登場!! というところ。

音源そのものは、すでにあるビートルズ「究極の」ベスト盤。リマスターとはいっても、この数年でビートルズの全音源がリマスター発売されているので、特に目新しいものではありません。

何が待望かというと、付属しているミュージック・ビデオです。

でも、ちょっと待てよ、っと。ビートルズの活躍した時代は1960年代。ミュージック・ビデオなんてあったっけ。基本的には無いでしょ。

ビートルズほど世界中で人気を馳せた人達ですから、そりゃもう記録映像は山ほどあるわけですし、そもそも何本かの映画やテレビ・ショーにも出演しました。それらは、すでにアンソロジーという形でまとめられて、発売されています。

さてさて、どんな内容なのか。興味津々ですが・・・・

正直、本当にミュージック・ビデオといえるのはごくわずかで、予想通りというとそれまでですが、あまり面白くはない。まぁ、動いている4人の姿を見れるというのは、それなりの価値はありますけど。

つまり、曲に合わせて、最適な映像を選んでうまく編集したということ。音楽と合うようなシーンをよくぞ探し出したと褒めてあげたいところですが、大多数はよく見るとビミョーに音楽と口の動きや手の動きが合っていない。

明らかに、これは音楽に合わせた当時の撮影と思えるものもあるのですが、ここで悲しいのは何もすることが無いリンゴ・スター。他の3人は楽器を持っているのですが、ドラムだけは用意されていなくて、ただ座っていたり、何故か自転車を必死にこいでいたり。

まぁ、当時のリアルタイムのプローモーション映像以外の大多数は、そんなのもあるかということで、編集した方々の努力は讃えたいと思います。まぁ、音だけより画があって悪いわけではありません。