我が街とは・・・ずいぶんと大げさなタイトル。
単に住んでいる場所というほどの意味なんですけど、「食う寝る処、住む処」というのも何ですし。
以前から、そして今でも、例えばタクシーに乗って帰るというときに、いつも困るのが家の近くに運転手さんの目標になるものがほとんど無いというところ。
家を買う前に初めて来た時に、自分もどこを走っているんだろうという感覚だったことを覚えています。今でこそ、何にも気にせず走りますが、その時は同じ景色ばかりで、ずいぶんと距離が長く感じました。
もっとも、初めてのことは何でも勝手がわからないので大きく長く広く感じるものです。ゴールがわかったことに関しては、終わりが想像できるので初めての印象より小さく短く狭くなる。
それはともかく、改めてちょっと高いところから街を眺めると、ここが横浜? という光景がのどかに広がり、見渡す限り2階建ての家と樹々ばかり。田園都市というよりは、田園宅地というところでしょうか。
ここに住むようになって20年弱ですが、引っ越してきた当時は、周辺には空き地がたくさんありましたが、今ではほぼ空き地はなくなりました。全部を、2階建ての家が埋め尽くした感じです。
しかたがないので、タクシーに乗るときは、いちいちそこを右、次の四つ角で左、まっすぐ行って止まれの標識のところで下してください、などと細かい指示をしないといけない。
最近は、タクシーもナビを入れているところが多くなりましたので、そういう時は最後の最後まではのんびりしていられます。