南天というのは、赤いかわいらしい実をたくさんつける常緑の低木で、普通に家の庭とか垣根に植えてあるので、よく目にします。
園芸品種として南天から派生したのがオタフクナンテン。お多福南天とも書きます。
こちらは、実はならない。そのかわりといっては何ですが、寒くなると葉が真っ赤になります。背も高くならないので、たくさん植えてあれば春まで赤い絨毯のような感じがなかなかいい。
ほとんどが地面に這うように広がっているのに、一本だけ、すーっと伸びている枝がありました。何かを主張しているのかしれませんが、さしずめ「寒くなったぞ」ということでしょうか。