名古屋名物といえば・・・う~ん、あんまり土地勘が無いので、ありたきたりの物とか思い浮かばない。
名古屋コーチン、手羽先、味噌カツ、ひつまぶし・・・でもって、やっぱり味噌煮込みうどんははずせない・・・と勝手に決めているんですけどね。
そこで、山本家さんに行ってきました。というのも、ネットで探すと、味噌煮込みうどんのおいしい店としては山本家がたいてい出てくるんです。
ただし、ここが問題。山本家さんは二つある。山本家総本家と山本家本店です。
本店さんのほうが創業は明治40年、総本家さんは大正14年となっているんですが、これはどっちがどうなんだか。名古屋の人でも区別がちゃんとついていないことがあるようです。
どちらも「元祖」らしいことをアピールしているものの、その根拠には決定的な証拠が無いようで、とりあえず、別々の店なんですが、味噌煮込みうどんをヒットさせた功績はどちらにもあるようです。
今回は、総本家の方で名古屋駅の高島屋が入っているタワーズ店。食べたのはコーチンつくね入り。
ぐつぐつの状態で運ばれてきて、蓋をずらすと甘い味噌の香りがぷ~んとしてきて食欲をそそります。麺はそば粉を練り合わせたもので、けっこうずっしりとした歯ごたえがあります。
熱いので蓋に少しずつ取り分けて食べるのが作法のようですが、まぁこういうものですから、あまり食べ方にこだわらなくてもいいかもしれません。
汁の味が濃いので、最後にご飯を頼んで、残った汁に投入。大事にとっておいた卵の黄身をくずしていただきました。