実際は、大戦後にアメリカ資本に対抗して合併により登場したBritish Motor Corporation (BMC)の車種の一つとして登場したのですが、BMCは合併前の各社の自主性を保っていたため、複雑な過程でごたごたが色々あって消滅しています。
ミニ自体は、車としての最小限の性能の中で少しでも魅力を高める発想で誕生し、日本では後にローバーのブランドとして2000年まで人気がありました。
当時、ずいぶんと愛好家がいました。知り合いに、ミニをいじり倒す趣味にはまっている人がいたのを覚えていますが、しょっちゅう車にお金をかけて離婚されてました。
現行のミニは、BWVミニと呼ばれ、2001年以降ローバー・ミニのイメージを引き継いで新たに作られたもの。だいぶ大型化して、クラシック・ミニとは、だいぶ違った車になっています。