アメリカ国民は幸せだ。自分たちのリーダーを自ら選べるのだから。
・・・と思っていたんですが、どうもそんなに簡単な話ではないようです。
11月3日が投票日。現地で丸一日経過しても、結果が出ないという不思議な状態になっています。日本の選挙のイメージからはありえない。
州ごとに開票して結果を発表していますが、開票結果の発表を途中でやめてしまうところが出てきて、バイデン王手をかけたところでストップです。
さらに、すべて開票しろという要求が出たり、開票をやめろという裁判を起こしたりと、混乱しまくっていて、よそ者には何が何だかわからない。
しかも、結局勝った候補者が獲得するのは、その州ごとの選挙人。その選挙人が最終投票をして大統領が決まるというのは、なんかピンとこない。
それが連邦制度というものなんでしょうけど、これは自由民主党の総裁選挙のやり方を巨大化したようなものなのかと思います。
実質的に世界で一番権力を持つ者、それがアメリカ大統領ですから、他国民と言っても動静を注視したいと思います。