ミッドシップ・・・という言葉を初めて知った車。
Midship Runabout 2 Seater を略してMR2なんですが、とにかくエンジンが車体のほぼ中央にあるというのが最大の特徴。
当然、居住スペースは限られるので、シートは運転席と助手席の二つしかありません。
1986年発売、1993年モデルチェンジで、1999年に販売終了しました。街で見かけた現役で走っているこの車は、角ばったデザインから初代モデルだと思います。
何と、すごいことに、最低でも30年くらい前の製造ということになる。よくぞ、走っているもんだと感動します。
実は、トヨタはMR2を復活させようという計画があるらしい。ネットで予想CG画像などが出回っています。
ガソリンを消費することに批判的な風潮、自動運転がもてはやされる時代になって、モータースポーツの楽しさを前面に出す車を計画するというのは、自動車業界のトップとしてのトヨタの意地みたいなところなのか。
トヨタの社長さんは「走りの楽しみ」みたいなことを事あるごとに発信していますが、現実にはそこに執着しすぎると、いつか足元をすくわれることになりかねない。
いつか自動車産業も斜陽化する日が来るかもしれません。