アヒージョは、オリーブオイルとニンニクで具材を煮込んだスペイン料理のことで、中身はいろいろですが、一般的には海鮮食材が中心に使われています。
今回は、メインの食材は「シシャモ」を選んでみました。本来は北海道を中心に獲れるものが「本当の」シシャモなんですが、一般に流通しているのは輸入物のカラフトシシャモです。
実は、テレビの「晩酌の流儀」という番組で紹介されていたもの。
どちらかというと和風なイメージが強いので、そのまま丸干しを食べる感覚なので、アヒージョにするというのは「えっ?」と思うかもしれません。
でも、例えばイタリア・スペイン料理では、イワシは普通に使われますので、多少似たような感覚でシシャモを使うのはありです。
準備は簡単。絶対必要なのはニンニク。まず少量のオリーブオイルで、気泡が出なくなるまで刻んだニンニクを炒めます。次に輪切りの鷹の爪を好きなだけ入れて、焦がさない程度に火を通します。
あとは食べる食材を並べて、オリーブオイルをある程度ひたるまで入れて加熱するだけ。味をみて、足りなければ塩をパラパラと追加します。
さすがにシシャモだけでは寂しいので、定番のアサリ、イカ、ムキエビ、マッシュルーム、ピーマンなどを追加しました。そして、味が決まるトマトは必須だと思います。
あとは、ワインとバゲットを用意して、お召し上がれ!! いつものシシャモが、格段の旨さに生まれ変わります。