SFが何の略かも知らない部員ばかりが集まったSF研。メンバーは甲本拓馬(瑛太)、新見優(与座嘉秋)、小泉俊介(川岡大次郎)、石松大吾(ムロツヨシ)、曽我淳(永野宗典)の5人で、部室の奥はカメラクラブ部が共用していて暗室になっています。カメラクラブ部の部員は柴田春華(上野樹里)、伊藤唯(真木よう子)の女性二人だけ。
伊藤の被写体になるリクエストで、SF研はろくにできない野球をして汗をかくと、町の銭湯に向かいます。ところが新見が自分専用で持参したシャンプーが忽然と消えてしまいます。部室に戻ると、遅れて甲本が現れますが、皆に囃し立てられますが何かわけがわかっていない様子。大騒ぎをしていると、コーラがこぼれてエアコンのリモコンが壊れてしまいます。
部室が蒸し風呂のようになり、彼らはリモコンを何とかしようと考えます。そして、新見と小泉と石松が部室に戻ると、大きな機械が出現していました。操作パネルの様子から、これはタイムマシンではないかと考えた彼らは、壊れる前のリモコンを手に入れるため昨日に設定してスイッチを入れてしまいます。
そして、本当に昨日に戻った3人はリモコンを手に入れますが、ちょうどそこへ野球を終えた昨日の自分たちが戻ってきます。新見は銭湯に行く彼らをつけていきます。そしてシャンプーが無くなるならと、自分で回収してしまいます。その頃、残りの者はSF研の顧問、穂積(佐々木蔵之介)から過去を変えることのリスクについて説明されていました。
小泉と石松は、マシンだけを皆も来いとメモをつけて今日に戻してきました。リモコンを未来に持ってきてはいけないと焦った甲本と曽我は昨日に向かうのです。
何しろ、確実に自分たちが存在している昨日と今日と間を頻繁に行き来するのだから、目まぐるしいことこの上ない。しっかり、気を抜かずに見ていないと訳がわからなくなことは間違いありません。そこさえクリアできれば、この考え込まれた複雑なプロットが実に面白い。
まだまだ新進気鋭の瑛太、上野樹里、真木よう子、ムロツヨシなど若手俳優も魅力的です。彼らをまとめ上げる本広監督もさすがにこの頃は勢いがありました。ロケは香川県善通寺市の四国学院大学のキャンパスを中心に行われ、タイムトリップの名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」へのオマージュも随所に見られます。
何しろ、確実に自分たちが存在している昨日と今日と間を頻繁に行き来するのだから、目まぐるしいことこの上ない。しっかり、気を抜かずに見ていないと訳がわからなくなことは間違いありません。そこさえクリアできれば、この考え込まれた複雑なプロットが実に面白い。
まだまだ新進気鋭の瑛太、上野樹里、真木よう子、ムロツヨシなど若手俳優も魅力的です。彼らをまとめ上げる本広監督もさすがにこの頃は勢いがありました。ロケは香川県善通寺市の四国学院大学のキャンパスを中心に行われ、タイムトリップの名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」へのオマージュも随所に見られます。