新発売のセブンイレブンのおにぎりを見て。「あ~、受験シーズンになったんだ」と実感しました。
何しろ、考えてみたら自分が受験生だったのは半世紀近く前の話なんで、年々記憶から遠のき単なる毎年のイベントとしても気にかけなくなってしまいました。
思い出すのも、浪人生のくせに予備校に行ったふりして渋谷のジャズ喫茶にこもっていたみたいなふざけた話くらい。たぶん今の受験生の方が、よほど真面目に取り組んでいるかもしれません。
受験と言えば願掛けはつきもので、いろいろな縁起物の商品が登場するのは商魂のたくましさの表れで、おにぎりとて同じこと。
新発売になったのは、「勝つ丼」と「とり点」の2つ。受験に勝つとか、点を取るというダジャレは受験シーズンの定番ネタ。
さらにすでに両目が入った達磨の顔でラッピングし、ご丁寧なことに「受験応援」とまで書いてある。とてもわかりやすい企画物です。
当然、とんかつの卵とじと鶏の天ぷらというわけで、味はそのものずばりで、おにぎりに乗せるならこの程度の大きさという、それ以上でも以下でもないものです。
まぁ、これで気持ちが落ち着くなら、それはそれでいいんじゃないでしょうか。