2026年2月5日木曜日

最高裁判所裁判官国民審査


衆議院が解散し、さぁ選挙だと世の中は盛り上がっているんだか盛り下がっているんだか・・・

衆議院議員選挙があると、たいていついてくる、もう一つの投票が「最高裁判所裁判官国民審査」というもの。

これは日本国憲法に基づくものですから、けっこう大事な事なんだと思いますが、ことの他興味がわくものでもない。これまで×をつける理由もないので、自分はそのまま投票しています。

何故なら、彼らがどんな人でどんな考えを持って判決を下しているか、ほとんど一般国民に積極的に周知しようということがされていないからです。

法律を勉強しているような学生とか、実際に法曹界で働いている人などを除いたら、そもそも最高裁判所の裁判官が誰かなんてことは知っている人はおそらく皆無でしょう。

投票用紙には、罷免したい裁判官の名前の上に×印を書くことになっていますが、×以外の何かを書いたら無効票になり、白紙のまま投票箱に入れると全員を信任したことになってしまいます。

つまり裁判官をどう評価していいかわからないので棄権したい場合は、投票用紙を受け取らないことが可能です。白紙のまま投票するのは棄権にならないわけで、そんなこともあってか、いまだかつて罷免された裁判官はいないのが現状です。

議員選挙のニュースはたくさんするけど、裁判官の報道はまったくしないという、メディアの姿勢を問題視する意見もありますが、そもそも裁判所が積極的な発信をしないのだからしょうがない。せっかくの制度なので、意味のあるものにするために裁判所は努力すべきだと思います。