年末年始休診のお知らせ

年内は12月28日(月)午前まで(午後は休診)です。 12月29日(火)~1月4日(月)は休診します。

2009年5月28日木曜日

過去の人

今日は、久しぶりに大学で手術。東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター・・・って、長い名前でしょう。電話の応対とか大変だと思います。

それはさておき、センターは外来だけの「クリニック」形式なので、病棟が無い。これがいろいろ面倒なのですが、神宮外苑の近くの青山病院というところを病棟として使用していて、手術もここでやっています。

青山という土地としてのブランドがある場所なので、とりあえず外見はホテル(実際、建物の上半分は会員制ホテル)みたいで、まさかここに病院があるときは誰も思わない。

けっこう久しぶりで、ずいぶんと変わっていてびっくりしました。

リウマチセンターが病棟として使っていたのは5階なんですが、今は全体でいろいろ使っているみたいで、今日の患者さんも別の病棟に入院していました。

それから、売店ができている。大学の病院なんだから売店くらいあって当たり前と思うかもしれませんが、もともと100床くらいのちいさい病院ですから、売店なんてありませんでした。

手術の時には昔からブラシで手を洗うというのがお決まりだったのですが、よほど汚れていなければ消毒液だけという方式になっていました。このあたりは、アメリカ仕込みのEBM(統計学的な根拠に基づく医学)から来ているわけでしょう。

それにしても、最近は外来の先生もだいぶ代わってしまいましたので、自分のところに手術の相談に患者さんをまわしてくることも少なくなってきました。ですから、大学で手術をするというのも、後何回あるかわかりません。

まぁ、当然開業医となって、手術してなんぼの勤務医でなくなったわけですから、当然です。このブログの最初にも、あとどのくらい手術ができるかなぁ、みたいなことを書きましたが、手術は知識よりも技術的な部分が多いので、日常的にやっていないと明らかに下手になる。

これはまちがいありません。少なくとも自分は手術が下手ではなかったと自負していますが、最近は明らかに手順が悪くなっていることを自覚します。まだ、それが表に出るようなエラーにはなっていませんが、術者としては過去の人になりつつあることは否めません。

開業医としての役割を考えれば、それは特に維持しなければならない部分ではないので、その時には潔く引退でかまわないと思っています。

今日は病院の変化に戸惑い、ちょっとそんなことを考えてしまいました。

2009年5月27日水曜日

目指せ! 全曲制覇

音楽の趣味というのは、自分で演奏するわけでなければ聴くだけです。昔はちょっとは楽器をたしなんだことはありますが、もう何年もまともに楽器をさわっていない。

ですから、最近の自分の音楽は聴くことに徹しているわけですが、自分の中にすべてを聴く意義のあるものというのがいくつかはある。ちょっと堅い表現で言うなら、制覇すべき音楽とでもいいましょうか。

聴取可能なすべての音源に耳を傾ける価値のある音楽というのは、そうあるもんじゃないでしょう。

例えば、洋楽系ならEric Claptonでしょうか。ぎりぎりBeatles世代なんですけど、たしかに最初に制覇したのはBeatlesでした。その結果はというと、まぁもういいかなという感じ。

基本的な部分で影響を受けていることは否定しませんが、表だって一生懸命聴く気はしない。たぶん、もう音楽として終わっている、あるいは完結しているからかもしれません。

その点Eric Claptonはいまだに進行形なのです。確かに、今でもLaylaで盛り上がっているかもしれませんが、年齢を重ねるに従って少しずつ音楽の幅は広がっているように思います。

Jazzなら当然、Miles Davisです。すでに故人となって18年、音楽は終結しているかもしれませんが、50年間にわたる音楽ですから、いくら聴いても自分の中では完結できません。

数年ごとに新しい発見があるのです。特にこの10年くらいは。いわゆる海賊版、Bootlegがどんどん出てきて、正規版と正規版の間をどんどん埋めてくれますので、いつになったら完結するものかまったくわかりません。

そしてクラシックです。これもまた奥が深い。とりあえず、すべてを聴くべき価値がある作曲家ということで言えば、ありふれているかもしれませんがベートーヴェンとモーツァルトでしょう。

確かにクラシック音楽の一般的な最初のスターはJ.S.バッハでしょうが、モーツァルトは音楽的に様々な様式を一般向けの音楽として確立したスーパースターです。ことさらクラシックを聴かない人でも、モーツァルトのメロディのいくつかは必ず知っているものです。

ベートーヴェンになると、大衆化した音楽を芸術の域に高めた人物として無視はできません。モーツァルトで音楽が終わっていたら、たぶん音楽はかけ捨てのものとして残らなかったのではないかと思ってしまいます。

ベートーヴェンの偉大さは、大衆に繰り返し聴く価値を認めさせたことにあります。たぶんそれが芸術というものなんでしょうね。創作活動の歴史をたどりながら、すべての曲を聴くべき大作曲家として認めざるをえません。

運命とか合唱とか、いまさらそんなのという気がしないでもありませんが、器楽曲、室内楽曲、声楽曲、宗教曲などすべてのジャンルを制覇して初めて「運命なんてさぁ・・・」と語れるように思います。

というわけで、閑なときにはHMVでいろいろなキーワードを入れて、まだ知らない世界を探索するのでした。

2009年5月26日火曜日

夢と目標

仕事とかでうまくいかなくて、心が落ち込んでしまうという話はよくあります。そういう時に、何とかはげます言葉として、なんとか目標を持って頑張ろうよ、なんてことを言うことがあります。

故人曰く、言うは易く行うは難しで、言われた本人は「そんなに簡単なら落ち込まないよ」と思ってしまうかもしれません。逆に、青春ドラマのように一気にがんばるかもしれません。

ここで、人生の目標と夢とをちゃんと区別しておかないといけません。夢と言うのは、憧れるものだと思うんですよね。必ずしも実現しなくてもいい。

でも、自分が生きていく上での一つの活力になるようなものでしょう。夢のまったくない人生はつまりません。自分の夢は何だろう。

いざ、考えるとたいした夢は持っていません。もっかのところは、医者をやめて飲み屋のおやじになることかなぁ。お品書きの無い、カウンターが10席くらいの小さな店。

ほとんどのお客さんは常連で、席に座ると、その日にできる肴を黙って出す。言葉は少ないけど、自然にいろいろな気持ちが伝わる空間というがいい。

もちろん、損得づくではできません、そんな店。まぁ、どう考えても実現しませんけどね。

じゃあ、目標は? というと、そんなものはあえてありません。ありません、というか家族がいてこどもがいれば、もう家族を守ることしかないでしょう。

こどもたちがしっかり勉強できる環境をなんとか作ることが、当然のように目標なわけです。そのために仕事をがんばるわけで、自分と家内だけだったら話は簡単です。

でも、当たり前のような話ですが、そんな目標があるから毎日一生懸命になれる。まぁ、若い頃の方がもっと楽しそうな目標があったかもしれませんけどね。

2009年5月25日月曜日

おたく

おたくという人種がいると言われ初めて20年くらいはたちましたでしょうか。

おたくと言う時は、たいていややさげすんだ気持ちが入っていることが多く、自分は違うよといつでもいいわけをしているみたいなところがあります。

自分はマニアだとか、通だというような表現は、所詮言葉を変えても、まぁ同じようなことかもしれませんよね。

まぁ、生きていくのに絶対必要でないようなことにやたらとのめりこんでいくのは、多かれ少なかれ誰にでもある本能の一部みたいなものです。

特にそれがアニメなどの、いわゆるサブカルチャーと言われている物にはまっている場合を、特におたくと言っていれば当たらずとも遠からずなんでしょうか。

おたくの人が弱い言葉というのがあるんだそうです。その一つは「オリジナル」というやつ。おたくはオリジナルに弱い。つまり、オリジナルが冠してあるものはたいてい数量限定だったりして、他人は持っていないことかあるので、自分だけという所有欲を満たすんでしょう。

同じような理由で「限定」という言葉もおたくの心臓を打ち抜きます。このあたりは最終的に他人に自慢して初めて意味をなすのですが、おたくの面白いところは、自分だけでこっそりと悦に入っている場合も珍しくない。

そして、もう一つおたくが無視できない言葉が「カスタマイズ」です。まさに自分だけの世界に入り込むための魔法の言葉です。

こんなことを書いていると、結局自分もそんな・・・の一人なのだと、妙に納得してしまうのでした。

2009年5月24日日曜日

Athena Ensemble / Elgar Complete Works for Wind Quintet

これまでにもクラシックと呼ばれるジャンルの音楽の話を書いていて、しばしば好みはピアノ独奏と弦楽合奏を中心とした室内楽としてきました。

オーケストラはどうも好きになれず、ジャズならむしろ大歓迎の管楽器がうるさいくらいで、合唱になるとどうにもついていけない。

そんなかなり偏見に満ちた音楽三昧を楽しんでいるわけですが、いゃぁ、まだまだ初心者だということを痛感しました。まだまだ、知らない世界があったことが最近わかり、ちょっとマイブームになっているのです。

それはハルモニームジークと呼ばれるものです。これは簡単に言うと木管楽器を中心とした小編成のアンサンブル。バイオリンやチェロなどの弦楽器は基本的には使われません。

大編成になると、今で言うブラスバンド、吹奏楽みたいなものですが、通常は五重奏程度のものが多く、室内楽の一つと言えます。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットの編成が一般的で、ホルンだけは金管楽器です。

弦楽合奏ではバイオリン、ヴィオラ、チェロの組み合わせで基本的な音質は一緒ですが、ハルモニームジークでは、それぞれの音質が異なり、その独特の響きが楽しい。

実は、こういう音楽はかなり昔から好きだったと言うことを思い出しました。1977年のアメリカ映画でウォーレン・ビューティが主演した「天国から来たチャンビオン」というのがありまして、この音楽を担当したのが、当時クロスオーバーと呼ばれた音楽で売り出したデイブ・グルーシンでした。

この映画の音楽がまさに木管楽器を使ったほのぼのとしたもので、この映画の雰囲気にまさにぴったしだったのです。自分の好きな映画のベスト5くらいまでに入れてもいいくらいの評価なんですが、そこまで個人的な高評価の理由の一つがこの音楽でした。

さて、モーツァルトやベートーヴェンのような名だたる大作曲家の作品の中にも、この手のものが含まれています。また同時代のダンツィという、木管五重奏曲だけで名が残っている人もいます。このあたりの紹介はまた別の機会ということにします。

今回おすすめするのはエルガー。エルガー(1857-1934)は比較的新しい時代のイギリスの作曲家で、有名なのは威風堂々行進曲やエニグマ変奏曲、あるいはチェロ協奏曲といつたオーケストラ作品。かなりマニアックな感じがしますが、比較的若い頃に木管楽器編成の音楽をいくつも書いていて、このCDではそれらをほとんど網羅しています。

全体的に明るい曲調で、中にはけっこうユーモアも感じられる楽しい曲もあり、そのまま映画音楽に使っても違和感が無いと思います。グルーシンは映画音楽の仕事で、かなり影響を受けているのでないでしょうか。

いつものHMVで購入しましたが、比較的入荷に時間がかかりそうな表示になっていましたが、すぐに入ってきました。まったく聴いたことがないのに買うのも勇気がいりますが、このアルバムではちょっとずつの試聴が可能になっていています。こういうところは、自分のような通販命の客にとっては大変ありがたいところです。

2009年5月23日土曜日

トップニュース

本日の一番のニュースは、お隣の韓国の話。国民からの人気も大変高かったと言われている盧武鉉・前韓国大統領の自殺。

日本で言えば、コイ◯ミ氏とか◯ベ氏くらいの方が、突然自ら命を絶ったみたいなものでしょうから、韓国の方の驚愕は察するに余りある。

初めての戦後生まれの大統領、高卒で叩き上げの大統領、クリーンな大統領など、いろいろと現役の時には好感度の高い言われ方をしていました。北朝鮮問題についても、積極的な取り組みが評価されていたように思います。

日本に対しても友好的な感じがしていましたが、なんか最後の方ではかなり反発を持っていたようで、確かに当時の小泉首相の靖国問題などで、お互いにかなり意地を張っているような印象があります。

まあ、政治的な問題の詳しいことは自分にはわかりませんが、一国のトップに立った人が自殺するというのは相当のことがあるわけでしょう。

最近ニュースになっていた前大統領がらみの不正問題が、なんとなくうやむやになってしまうのでしょうが、韓国では大統領がやめる度に必ずと言っていいほどこの手の話が出てくるというのはどういうことなんでしょうかね。

日本にしても韓国にしても、政治の世界はよくわかりません。

2009年5月22日金曜日

関節リウマチと感染症

整形外科クリニックのくせに、なんでそんなに新型インフルエンザの話題をとりあげるのか、と思われている方がいるんじゃないかと。

まぁ、理由の一つには、医師会の理事の仕事をしている関係で、いろいろに混乱が直接耳に入ることが多いからというのがあります。

それより、自分にとっても重大関心事である理由は、うちのクリニックには関節リウマチの患者さんが多く通院されているから、ということなんです。

関節リウマチの治療は、整形外科というより内科的な側面が多いし、特に治療に使う薬は免疫力に直接影響するわけですから、感染症に対して無関心ではいられません。

最近リウマチ治療に使われる生物学的製剤と呼ばれる薬では、事前の結核感染のチェックが必須になっています。これは、使用により結核が再発したりして重大な副作用になる患者さんが少なくないことによります。使用前の胸部レントゲン検査とツベルクリン反応検査は必ず行い、必要であれば専門医への受診が必要です。

結核は過去の病気で、蒼い顔をした文学青年がサナトリウムにいたんだみたいに思っていたら大間違い。今でも、結核菌に感染している方は少なくないので、注意が必要。

結核菌自体はけっして強い菌ではないので、発症する方は多くありませんが、薬の影響などで免疫力が下がると病気が表に出る可能性が高まる。

同じようにカビも心配。普通にどこにでもありそうで、弱い菌なのでほとんど注意をはらわないようなものが活躍するかもしれないのてす。

通常のかぜは一過性の上気道の炎症ですが、重症化して肺炎などを起こせばやっかいです。このくらいなら大丈夫と考えないで、一般的な風邪薬なら併用できますから、早めに直すことが肝心。

インフルエンザも特別にかかりやすくなるわけではありませんが、罹患すれば重症化するかもしれません。通常の季節性インフルエンザの場合、予防接種が関節リウマチの病気そのものに悪影響を与えないことはわかっています。予防接種の有効性については多少議論がありますが、できればやっておいたほうがいいと考えられています。

新型インフルエンザについても、実際のところ季節性インフルエンザとほぼ同等と考えられていますので、うがいと手洗い、それと閉鎖的な空間でのマスクの着用(屋外でマスクしてもねぇ・・・)などに注意することが大事。かからないにこしたことはありませんが、どんなに注意してもそれなりに感染するでしょうから、あわてないことが一番です。

マリノス神社


新横浜というと、10年くらい前までは新幹線に乗れる以外、何の取り柄もないような街でした。

駅前には空き地ばかりでしたし、何でこんなところに新幹線が止まるのかなぁ、とか思っていました。

しかし、Jリーグが始まり、日産スタジアムが盛り上がりいつの間にか街としては大きな発展をしましたね。

昨日は、午後からは新横浜。介護職のヘルパーを目指す方に対する講習をしてきました。今回で3回目ですかね。3時間喋るというのは、本当にしんどいもんです。1時間くらいの講演は、まったく苦になりませんが、3時間はつらい。
だんだん酸欠になっていく自分がわかるようです。

ところで、市営地下鉄の駅の構内にはこんなのがありますね。前から気になっていたんですが、何を奉ってあるんだかわかりませんが、というわけで、横浜マリノス様々なんでしょうね。

新横浜としては感謝の気持ちの表れというところなんでしょう。
俊介が戻ってくるかもしれないので、そしたらますます人の出入りが増しそうです。

とりあえず、OKってことで・・・

2009年5月21日木曜日

鶏ささみポン酢おろし和え

だってヘルシ~。でもおいしぃ~。というわけで、簡単で健康的なメニューの紹介。

鶏ささみ肉を少し塩を入れて煮ます。そしたら適当にばらばらにします。

あとはたっぷりの大根おろしとポン酢で和えるだけ。

簡単すぎて、説明が長くできません。

ただし、おろしポン酢は使わないこと。大根おろしはたっぷり入れるところが味噌。そのくらいの手間は惜しんではいけません。

うしろは豆腐サラダ。白髪ネギをのせて中華ドレッシングをたっぷりかけました。

こどもにはちょっと物足りないかもしれませんが、ささみは十分おかずにもなりますから、文句は言わせない。どや!!

2009年5月20日水曜日

新型インフルエンザ 混乱続く

しつこいようですが、インフルエンザの話題。

どうも、毎日いろいろなところから対応についてのファックスやメールが来るわけですが、毎回微妙に違っていて、いったいどうしたらいいのかわからない。その混乱ぶりといったら、すごいもんです。

話を整理すると、厚労省の対応は基本的に強毒性の鳥インフルエンザ由来の新型インフルエンザを想定しているわけですが、これについてはもともと最終的なマニュアルが整理されていなかったということです。

基本的な流れは、発熱した方は各保健所などの開設した発熱相談センターに連絡し、そこから専用に設置され公立病院などの発熱外来で治療をすることになっており、通常の病院や診療所ではかえって感染を拡大するおそれがあるため患者の受け入れをしないことが原則となっています。

ところが、実際に今流行しだしているのは弱毒性の豚インフルエンザ由来で、通常の季節性のインフルエンザと同様の対応でも十分ではないかと考えられ始めています。

実際、すべての発熱患者がインフルエンザと考えているわけはないので、一般診療所や病院に患者さんが受診している可能性はかなりある。

ですから、高い熱と呼吸器症状を呈した方が医療機関に受診したとすると、各医療機関ではインフルエンザの簡易検査を行いA型陽性の場合は、発熱外来へ送るように指示されています。

ところが発熱して24時間以内の簡易検査での検出率は30%程度といわれているので、ここでひっかからずにチェックされない患者さんは大勢いるはずです。

また、簡易検査キットは内科・小児科ではある程度在庫があるでしょうが、手に入れようと思っても、現在まったく手に入らない状態になっていますので、内科でもすぐに底をついてしまうでしょう。当然うちのような整形外科クリニックではまったく用意はありません。

簡易検査キットがない状態では、最初から患者さんを発熱外来に送るしかありません。ところが、発熱外来に送ると言っても、病院の発熱外来は防護服を着用しての診察なので、とても多くの患者さんをさばくことはできません。

さらに、診察したのが新型インフルエンザの患者さんだっとしたら、医療機関の医師やスタッフは濃厚接触者ということになります。じゃあ、予防的にタミフルを服用するかといっても、これも市場にはまったく無い状態で手に入りません。それなら、一定期間休診するしかないのでしょうか。

そんなわけで、発熱外来からあふれた患者さんが、簡易検査キットもタミフルも無い診療所にもどってくるのでしょうか。医者はすでに濃厚接触者になっているんですよ。もう、どうどうめぐりです。

公立病院の発熱外来だけでは、もともとどうにもできないことはわかっていたことなんですから、現状では一般の病院やクリニックでの通常の対応で大丈夫と考えられそうですから、感染の拡大に主眼を置いた方策よりも、実際の患者の診断・治療が確実に行えるように、現実的な選択をすべきでしょう。

そういう意味で、厚労省が体制の見直しを始めたことは、妥当なところです。しかし、そのためには簡易検査キットやタミフルといった最低限のものが手に入らないことにはどうしようもありません。早くに一般のクリニックが安心して診療できるように簡易検査キットやタミフルを市場に戻した方がいいではないでしょうか。

まだまだ、混乱はつづきそうですが、せめてマスクだけでも確保させてくださいよ、というのが切実な声ですよね。

2009年5月19日火曜日

バンド少年時代

今と違って昔は中高生の遊びというのは、けっこう限られていて、あまりバリエーションはないものです。しかも、すぐに流行に乗ってしまうので、みんなが「これだ!!」と思うと、猫も杓子も同じことをやっていたもんです。

例えばバンド。比較的簡単なロックンロールの時代から、アドリブを聴かせるようになって、ハードロックバンドがエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジの三大ギタリストを中心に一気に花開く時代でした。

また、エマーソン・レイク&パーマー、イエス、キング・クリムゾンなどを中心にした高度な音楽性が売りのプログレッシブ・ロックも強烈な個性を発揮したものです。

当然みんな夢中になって、中高生は全員ギター小僧状態。当時の少年漫画雑誌などの裏広告によく小岩のあたりの通信販売が出ていて、ずいぶんと怪しげなものを売っていたんですが、その中にエレキギターもあった。

GibsonとかFenderのような超有名高級ギターもどきのトーマスなんてブランドがあって、これならなんとか手が出せた。日本のオリジナルブランドだったGrecoなら、もう自慢できましたよ。

自分もそんなところで遊んでいましたが、いまいちうまくない。友人がしっかりアドリブをコピーしているのをうらやましく思っていました。

そんなわけで、何となくドラムの担当になってしまいました。とはいえ、ドラムセットを丸々持っているなんて奴は、相当な金持ちのボンボンかそうでなければかなりの不良。と、言うと多少問題があるかもしれませんが、だいたいそんな感じでした。

自分の場合は真ん中において一番使うスネアドラムだけを持っていました。後はスタジオの置いてあるものを利用したり、友人のを借りたり。練習ったって大きな音がしますから、普通に家でなんかできません。家では、樽とか段ボールとかを叩いて親から怒られた。

でも、まぁそんなことが今でも音楽を楽しむ下地として、けっこう役に立っていますから、人生無駄なことなんい何もない・・・って大げさか。

2009年5月18日月曜日

どうしても書くことが思いつかない日

皆さんが不急の外出を避けたせいなのか・・・今日は、めっちゃくちゃ閑でした。それならしょうがないのですが、一方そうなら整形外科は不急の患者さんが多いということになり、それも考えてしまうところです。

単純にけが人や病人が少ないと考えて喜ぶことにしたいところですが、それも素直に喜べません。つくづく因果な商売ですよ、医者なんて。まぁ、患者さんが治って喜んでくれればそれでいいと思っている単純なところもあるんですけどね。

閑なときほどネタが思いつかない。今日は、ずーっと考えていましたが書くことがないんです。朝、どうも車が多いような気がしました。電車などでの通勤を嫌った人が多いのかしら。って、それだけの話。

先輩ブロガーのあざみ野棒屋先生とDr.Mが、ブログ開設3周年だそうです。すごいことです。でも、それで1本書くわけにもいかない。昼はいつもの老健に行きましたが、いつも通りですからネタにはなりません。

午後は閑で閑でどうしようかと思いましたが、あんまりそこばかり書いても情けない。夜ご飯は簡単な名も無きおかずですませてしまい、お見せするほどのこともない。

そんな日もあるということで、ご勘弁いただき、また明日をお楽しみに・・・

2009年5月17日日曜日

新型インフルエンザの対応

狼が来たぁ~、と何度も言っているうちに次第に言葉を信じなくなるという話はよくあるわけです。まぁ、信じないまで、耳に慣れてしまい注意しなくなることは怖い。

世界各国での広がりは、いちいち数えていてもきりがないという状況であり、WHOは警戒レベルをPhase6へ引き上げていないものの、実質的にはパンデミックと言っても過言ではありません。

いよいよ、日本国内でも人から人への感染例が出ました。当然予想されたことで、いまさら驚くことはありませんが、だからといっていわゆる「水際作戦」がまったく無駄ということではありません。

少なくとも、蔓延していく時間稼ぎにはなりますから、ある程度の準備をするためには時間は無いよりもあった方がいい。特に、新型インフルエンザに対する対策は去年からいろいろなところで議論されていましたが、最終的にどうするという具体的な案はいまだ不明な点が多い。

実際、現状では(メキシコを除いて)死亡者はそれほど多くなく、比較的弱毒と考えられていますからいいようなものの、国も本気で感染の拡大を防ぎたいのなら、すべての疑わしい患者を一般の病院や診療所にまわさず、積極的に一カ所に集約すべきでしょう。

もっとも、現実的にはそのあたりの対策のつめがまだできていないというのが現実です。少なくとも、予想される鳥インフルエンザによる死亡率よりは低いわけですが、通常のインフルエンザよりは高いことも間違いない。十分に注意をするに越したことはありません。

今の時期に季節性インフルエンザがいないわけではありませんが、それなりの症状を呈した方はそれなりの確率で新型インフルエンザなのかもしれません。保健所や公立病院が発熱相談を受け付けていますが、心配ないから一般の医療機関に受診しろと指示されても、その中には新型インフルエンザの患者さんが混ざっていることは十分にあります。

5月はじめから品薄になっているマスクは、大変手に入りにくい状況になっています。自分たちのような整形外科のクリニックでは、実際にインフルエンザを心配する患者さんが訪れるわけではありませんが、様々な状態の患者さんが出入りするわけですから、それなりの注意は必要です。

また、タミフルなどの抗ウィルス薬も同じく5月はじめからまったく手に入らない状態です。薬の問屋さんにあった分は、どうも国がすべて備蓄用に押さえてしまったようです。

すでにワクチン開発が始まっていますが、当面誰でも簡単に接種できる状態になるには相当な時間がかかると思われます。この辺はメディアでもまったく触れていませんが、ワクチンが使えるようになった時の優先順位というものがあることはご存知でしょうか。

国の運営にかかわる仕事をしている方(政治家とか役人)、市民生活の維持に必須の仕事に携わっている方(警察官とか消防関係など)、そして実際の治療にあたる医療関係者などが最優先というのは、理解してもらえると思います。

じゃあ、その次は。体力がなく生命の危険にさらされやすいお年寄りでしょうか。たぶん、実は違います。こどもなどの若い人が優先されます。このあたりのことは微妙な話ですから、自分がいろいろ言うべきではないかもしれませんが、国民の間で一定のコンセンサスを得ておかないと大きな問題になるでしょう。

よけいな不安をあおることは慎むべきですが、少なくともいろいろな準備の一つとして、みんなが考えておかないといけないことは山ほどあります。景気が悪い時期だけに、経済の停滞を招きたくないというのも当然ですが、いざとなれば一定期間の経済活動の停止もあり得るわけです。

とにかく、自分だけはならないというような根拠のない自信を持たず、みんなが冷静に一定の行動をとることが大切です。

2009年5月16日土曜日

センター南 べったこ亭

今日は、クリニックの飲み会でした。昼間は、がばーっとビールを飲むことだけを考えてがんばりました。まぁ、頑張る動機が多少不純なことは否定できませんが、何にしても目標があることはいいことです。

でもって、でかけていたのはセンター南の「べったこ亭」です。青葉区・都筑区のどこにでもあるポピュラーなお店ですが、センター南にもありますよ。

駅前のビルにも居酒屋さんが数軒できましたが、とにかく店内がうるさいので、話が聞こえない。それに比べてここは、ちゃんと話ができます。とにかくつまらないことかもしれませんが、飲み会をする場所としてはここのところは大事なところです。

味はもちろん悪くはありません。和食、洋物、韓国ものなど無国籍的ないろいろな味が楽しめます。でも、なによりも日頃から自分をサポートしてくれるみんなと、わいわいがやがやと楽しむことができることが一番の幸せです。

実は4月に新しいスタッフの歓迎会をやったばかりなので、今回はけっこう間があいていませんが、この際目的なんかとどうでもいいでしょう。まぁ、スタッフ間の親睦がいっそうはかれれば、大変意味があるのです。

次回は夏の納涼会でしょうか。