2019年11月8日金曜日

不二阿祖山太神宮 @ 富士吉田


突然ですが、パワースポットが人気というのは、平成以後のブームみたいな感じで、もはや神社巡りというのも一般に定着してきた感があります。

ブームになって一般化してくると、神社巡りでは、参拝した証として御朱印をいただくというのが目的になっていることが多々あって、最近ではしばしば問題視されています。

それはともかく、パワースポットに行って、精神的なエネルギーを増やしたいというも、現代人のもろさみたいなものの現れなのかもしれません。

かく言う自分も、それとなくパワースポットに出かけることがあったりします。

とにかく得られるパワーが半端ないと評判なのが、富士吉田にある不二阿祖山太神宮。

その歴史は・・・なんか、古事記よりも古い話から始まっているとかいう話で、このあたりはよくわからない。ちょっと一般に言われていることとのズレがあるようなところもありますが、それは横においておきます。

神社のパンフレットによれば、本来、日本最古の神社ということらしい。日本の神社は基本的には天照大御神を祀る伊勢の神宮を頂点としたピラミッド構成ですが、ここでは天照大御神は一段下がった位置にいる。

じゃあ、トップはというと・・・元主一大御神(もとすはじまりおおみかみ)ということで、すべての始まり、高天原を作ったくらいの大元ということになっている。

この辺りは、神話の世界ですから、伝承以上の根拠はありませんので、信じるか信じないかということで、ここでは深入りしません。

とりあえず、最近復元されつつある神社の様子は、かなり「原始的」な形をとっているのかもしれません。広場の奥に小さい八代がって、これが本殿。

一番目立つのが、その本殿の手前にある鳥居です。伊勢と同じような神明鳥居の形状に似ていますが、特徴的なのは柱が3本ある藁で覆われた三柱鳥居(みはしらとりい)で、この中央に立って手を広げてエネルギーを吸収しようということらしい。

強力なエネルギーが噴き出ているらしいのですが・・・わかる人にはわかるようです。