どうせ富士吉田に来たんなら、是非寄らんといかんという場所がもう一つ。
それが新屋山神社。新屋山の神社ではなくて、新屋の山神社です。お祀りしているのは、天照皇大神は当然ですし、富士といえば木花開耶姫命もはずせません。ただし、トップを飾るのは大山祇命(オオヤマツミノカミ)。
オオヤマツミノカミは、伊邪那岐・伊邪那美のこどもで、アマテラスとは兄弟なんですが、古事記でも日本書紀でもあまり登場シーンが無いのでよくわからないのですが、木花開耶姫命のお父さんということになっています。名前からして、「大いなる山の神」ですから、富士山のお膝元であれば当然祀られるべきというところ。
本殿は市内にあるので、普通にお参りできます。ただし大事なのは、ここから富士山に向かって林道滝沢線を車だと小一時間上っていった二合目(標高1700m)のところにある奥宮。さすがにマイカーが無いといけない。
ここは、知る人ぞ知るパワースポットとして有名で、なかなか行きにくい場所にもかかわらず不思議な気を求めて人気が絶えません。ただし、冬期に入って11月5日に閉鎖されたので、春までは行けませんのでご注意を。