6月に昭和大学横浜市北部病院の看護師3名が犠牲になった交通事故。あれから、はや2ヶ月がたちましたか、遺族の方々にとってはいまだ心休まることはないでしょうね。
事故を起こした少年は送検されたものの、危険運転致死罪の適応はされないことになり、これもまた遺族の方々にはとうてい納得できないことでしょう。
しかし、実際のところどこから危険運転なのかという定義がはっきりしていないわけで、重大な結果を残したから危険運転というのもどこか違うような気がします。
法定速度で運転していても、複数の死傷者を出す可能性があるわけです。逆に、市街地を時速100キロとかで走り抜けても、何の事故も起こさないことだってあるかもしれません。
もちろん、今回の事故は伝え聞く事実からは、簡単にすませられる物ではないと思います。亡くなられた方々も、直接知っていたわけではありませんが、まったくの他人という気がしません。
とにかく、どうなっても遺族の方々・・・ましてなくなられた当事者の方々が納得できる裁定などはありません。ひたすら悲しみを作るだけで、誰一人として幸福なことはないわけですから、二度とこのような事故が起こらないように願うばかりです。
事故現場は2週間前くらいに工事が行われて、妙に白さの目立つ真新しいガードレールが設置されました。現場はもちろんのことですが、他にもガードレールの無い交差点は山ほどあります。できるだけ早く、それらに対しても対策が取られることを期待しています。