今日は、第二次世界大戦で日本が敗戦を宣言した終戦記念日。
ですが、自分も戦後生まれ、高度経済成長期のこども時代を送ったわけで、実体験としての戦争は知らないわけです。なかなか戦争の意味を考える機会も少なく、世界から日本人の戦争責任の感じ方の希薄性を非難されても言い訳ができません。
いまだに解決していない戦争の問題が多く残されていることは間違いなく、それらを先送りして国の回復を優先してきたことが、このような希薄性を生んだ要因にあるのかと思います。
ただ、あえて言うなら、その責任はいつまで持ち続けるのか?という気持ちがあります。次の戦争が起こるまでなのでしょうか。
現代社会の基本的な枠組みは、第二次世界大戦の結果から構築されていることは自明であり、この構図が続く限り、日本は「敗戦国」であり、戦争責任を負い続けるのかもしれません。
東西冷戦が終結して世界の力関係が変化してきていますが、日本は大元をしっかりと考え行動しないと、いつまでたっても「第二次世界大戦戦争責任国」から逃れられないかもしれません。
この手の話は軽々しく書き綴るというには、ヘヴィでブログには向いている話題ではありません。でも、ちょうど週明けからは衆議院選挙戦が始まる時期であり、候補者の方々がこのあたりのことをどう考えているかというのも、気にしなければならないと思います。