それにしても、芸能人の薬物使用で、1日ニュースはこれだけで終わってましたね。もうひとつの事件の方が犯罪性としては上のように思いますが、まったくかき消されてしまったわけです。
自分の場合のアイドルは、今回の主役よりも前の前くらいですから、びっくりはしてもそれほどショックではありません。たぶん30代半ばから40代前半くらいの方には、そうとうな衝撃だろうと思います。
芸能人はある意味、人に楽しい夢を与えるのが仕事でしょうから、そのあたりの精神的な葛藤というものもいろいろあるんでしょうね。
自分のように、まぁやりたいことをやって、言いたいことを言っている物とは違います。ただ、家族に対する責任、医者として患者さんに対する責任などを全うしようと思っているだけです。
一方、ファンの方をはじめ国民的には衝撃的だったのは大原麗子さんが亡くなったというニュース。
実は、昨日「今日はブログに何を書こうかなぁ」と思っているときに、テレビの速報が流れ、一瞬目を疑いました。ブログでそのことを書こうかと思ったのですが、どういうことかもわからないので昨日は止めました。
大原麗子さんは自分より10歳ちょっと年上ですから、直接ファンだったというほどではありません。しかし、やはり誰でもサントリーのCMでの、ちょっと男性に甘えたようなかわいらしい笑顔にはひかれたことだと思います。
自分の亡くなった父親にとっても、八千草薫から始まるアイドル歴のおそらく最後が大原麗子さんだったのではないかと思います。
病気のために芸能界からいつのまにか遠のき、そしてひっそりと消えていったわけで、ファンならずもどういう人生だったのかと偲ばれます。ご冥福を祈るばかりです。
とにかく、こういう自分が直接活躍していたことを知っている方々が亡くなられたというニュースを聞くに付け、ますます自分が昭和という時代に育ったことを思い知らされるのです。
古き良き時代・・・Good Old Days だけを懐かしがっているばかりではいけませんが、寂しさを感じずにはいられない、というのが正直な気持ちですね。