2009年8月5日水曜日

年を重ねるということ

昨夜は大吉でしっかり燃料を注入してしっかり寝たせいか、本日やっとエンジンがかかりました。

最近の「どっちなんだよ~」というような天気のせいもあるかと思いますが、やはり年なんでしょうかね。疲れが長引くんですよね。

だいたい、人間は本来50~60年の寿命の生き物なんですよね。人生50年なんて言っていたのは戦前の話ですが、あながち戦争のせいだけではない。

今の日本じゃ、80歳なんてのは当たり前。でもね、別にニュータイプに進化しているわけじゃありませんから。医療・住宅・食事環境がよくなったからですよ、まじで。

ですから50歳を過ぎると、もうあちこちにボロが出て、もうごまかしがきかないのはしょうがありません。

10代後半に肉体的にはピークに達するわけで、それからは坂を転がる如くに落ちていくわけです。それが「老化」というもんです。

20代は、最初の貯金がいっぱいあるから何でもできちゃう。もう、世界は自分のためにあるみたいな感じでもOKです。

30代になると、実はちょっと身体能力は落ちてきているけれど、まぁ表に出ることはない。大人としての成熟を実感して、社会の中で最も頼りになる労働力としても期待されます。

40代になるとちょっと違います。「あれ、何か変だなぁ」と思うことがちらほら。実は、もう貯金はほとんどないわけで、いつの間にか本を離して読んでいたり、肩が痛くて腕が上がらなかったりするわけです。でも、「まだ自分は若い」という勘違いがなんとか通用するんですよね。社会的にも、まだまだ隠居生活なんて許されません。

50代になると、もう勘違いもしていられません。確実に年を取ったことを認めざるをえない。人生の半分は間違いなく過ぎているわけで、疲れはなかなかとれないし、体力の衰えを隠すことはできないわけです。

60代はどうなんでしょう。まだ自分は未知の世界ですから、想像するしかないんですけど、もうじたばたしないで、ある程度達観するんでしょうかね。70代にはどうなることか・・・